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TOPICS日常の出来事
4月1日から千里山キャンパスにて、関西大学博物館2019年度春季企画展「徳山喜昭コレクション展 高札をみる、よむ」 を開催しています。
本企画展の中心となるのは、本学の理事・評議員を務めた校友の故・徳山喜昭氏が蒐集した、江戸時代から明治時代初期までの高札約30点。高札とは、主に江戸時代に幕府や藩が法令などを板に墨で書いたものです。内容は親孝行や精勤の奨励、贅沢やキリスト教の禁止など、人々の生活や秩序に関するものが大半で、黒船来航や戊辰戦争などの事件も書かれています。これらは、人の多く集まる宿場や町かど、橋のたもとなどに置かれた高札場に掲示されました。1868年、旧幕府の高札を撤廃し、明治政府が掲げた5枚の高札「五榜の掲示」は歴史の転換を如実に表すものと言えます。
本企画展は5月19日(日)まで開催(日・祝休館 ※5月19日(日)を除く。開催時間10:00~16:00)しています。
高札場を再現
「五榜の掲示第三札」
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