関西大学併設中学校および初等部が2018年度卒業式を挙行しました。

  9日から16日にかけて、関西大学初等部・中等部、第一中学校、北陽中学校が2018年度卒業式を挙行しました。今年度は、初等部63人、中等部118人、第一中学校249人、北陽中学校124人の卒業生が巣立ちました。

  9日に実施した北陽中学校の式典では、田中敦夫校長が一人ひとりに卒業証書を手渡し、「卒業証書は成長の証。立派に成長し、新しい生活に向かう輝かしい前途を祝福します。中学、高校の6年間は、人間として豊かな心を育み自分を確立する大切な期間でもあります。みなさんには、大きな力と可能性があります。目標を持ち、前向きに努力してください。その一歩一歩の積み重ねが豊かな人生をつくっていきます」と卒業生へお祝いと激励の言葉を贈りました。

  また卒業生代表挨拶では、渡壁綾乃さんが、「3年前、大きすぎる制服に身を包み、右も左もわからないまま、ただただ先輩についていく事しかできなかった私たち。2年生になると、後輩の手本になれるように一生懸命でした。そして3年生になった時には、自分たちが学校を引っ張って行かなければならないという使命感も生まれました。3年間苦楽を共にした同級生とは仲も深まり、大切な思い出がたくさんできました」と3年間の学校生活を振り返り、最後に「数え切れないほどの迷惑をかけてしまった先生方。それでも私たちを見捨てず、熱心にご指導していただき本当にありがとうございました。両親にはこれまで育ててきてくれた感謝でいっぱいです」とお世話になった方への感謝の気持ちを述べました。

  卒業生たちは新たな学びのステージへむけて、大きな一歩を踏み出しました。