関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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2018年度関西大学卒業式を挙行。6,384人の新たな学士が誕生しました。

  千里山キャンパスで20日、2018年度関西大学卒業式を挙行し、総勢6,384人が巣立っていきました。

  式典では、各学部総代に芝井敬司学長から卒業証書・学位記が授与され、新たな学士が誕生しました。式辞の冒頭、英語で語りはじめた芝井学長は、「簡単に叶いそうもない高い目標を達成するには、何度も何度も失敗を重ねないと到底できません。しかし、挑戦しなければ成功を手にすることはできません。みなさんは、心から望まなくてはならないものや一人ではできない、すぐにはできないものといった大きな目標を、関西大学を卒業するこのときに心に思い描いてください。そして卒業後も、その目標をずっと心に留め置いておいてください」と投げかけました。

  つづいて池内啓三理事長は、「まずは、今までお世話になった方々に感謝の気持ちを持ってください。これからの日本は、少子高齢化で労働者人口が減っていくなど厳しい時代になりますが、厳しいからこそ立ち向かってください。いろんな物事に機敏に対応し、自ら考え行動する力をつけ、これからの自分の未来をしっかりと切り開いてくれることを願っています」とエールを送りました。

  午前の部で卒業生総代として壇上に上がった藤田彩乃さん(人間健康学部)は、「私は3年次に、社会福祉士になるための現場実習を約1カ月間行いました。決して楽な実習ではなかったですが、ここから多くのことを学ぶことができました。この実習での学びを将来に役立たせたいと思い、卒業後は障がい者の就労支援に携わる仕事に就きます。平成最後の卒業生として自覚を持ち、新しい時代を引っ張っていきたいです」と4年間を振り返り、今後の抱負を述べました。

  晴れ渡る青空のなか、キャンパス内では在学生たちが卒業生の門出を祝福しました。華やかな衣装を身にまとった卒業生たちは、卒業の喜びを分かち合いながら最後の学生生活を笑顔で飾りました。

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