17人の教授に関西大学名誉教授称号を授与しました。

  千里山キャンパスで25日、「関西大学名誉教授」称号授与式を挙行しました。   関西大学名誉教授規程に基づき、2019年3月31日付をもって本学を退職する17人の教授に、在職中の教育上または学術上の功績を称え、芝井敬司学長より名誉教授の称号記が授与されました。

  芝井学長は、孔子の『論語』の一説「子曰わく、吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず」を紹介。「70歳になったら心の赴くままに行動しても、おそらく人の道を踏み外すことはないだろうという心境はどんなものだろうかと思う。人生100年時代。どうぞ健康に留意されて、そのような心境がどのようなものか掴み、後進のものに伝えていただきたい。どうぞお元気でご活躍ください」と言葉を贈りました。

  代表挨拶では、経済学部の植村邦彦教授が謝辞を述べた後、「1994年に関西大学の教員として着任してから25年お世話になった。その中で感動したことが二つある。一つ目は、職員のみなさんが学生・教員に対して親切でフレンドリーに接していること。非常によくサポートをしてもらった。二つ目は、研究に関わることを図書館で調べた際、貴重書コーナーに展示されるような資料が書棚に並んでおり、手に取ってみることができた。関西大学らしい大らかさを感じた。願わくば、これからも関西大学の良いところを守り続けてほしい」と穏やかな表情で語りました。

• 文学部・木岡 伸夫
• 文学部・陶 徳民
• 文学部・山本 冬彦
• 経済学部・植村 邦彦
• 商学部・羽鳥 敬彦
• 社会学部・石元 清英
• 社会学部・遠藤 由美
• 社会学部・小川 博司
• 社会学部・黒田 勇
• 社会学部・里見 繁
• 社会学部・清水 和秋
• 政策創造学部・羽原 敬二
• 外国語学部・吉田 信介
• 人間健康学部・杉本 厚夫
• 総合情報学部・辻 光宏
• 環境都市工学部・西澤 英和
• 法務研究科・春日 偉知郎