2018年度関西大学第一高等学校卒業式を挙行しました。

  関西大学第一高等学校が20日、2018年度卒業式を挙行しました。

  本学の併設校の中でも最も歴史ある第一高等学校。その第71期生となる卒業生399人は、3年間の思い出を胸に母校を巣立ちました。式辞で野木万也校長は、「卒業されるみなさんに3つのお願いがあります。1つ目は、今後とも挨拶をしっかりとすること。2つ目は、本校の教育方針でもある正義を重んじて誠実をつらぬくこと。3つ目は、保護者の方に感謝の気持ちを伝えることです。いよいよ新しい世界へと飛び出していくことになりますが、どのような局面に立たされても誠実に対応し、正しく行動してください」と卒業生にエールを送りました。

  卒業生代表として、新井ひなさんは「高校生活を振り返ると、常に周りに助けられてきました。先生方に掛けていただいた言葉は、大きな支えとなりました。在校生のみなさんは、何かやりたいことを見つけた時は、思いっきり悩んで思いっきり笑って高校生活を謳歌してください」と、先生方への感謝と在校生への激励を答辞に込めました。

  また、卒業記念図書として池内啓三理事長から『20代にしておきたい17のこと』（本田健著）が贈られ、「みなさんの人生を大きく左右する20代をいかに生きるか。やるかやらないかを迷った時は、とにかくやってみてたくさん失敗もして学んでください」と、次のステージへ向けて励ましの言葉を投げかけました。

  大きな拍手が鳴りやまないなか、卒業生たちは清々しい表情で会場を後にしました。