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経済学部・佐々木信彰教授の最終講義を開催しました。

  千里山キャンパスで15日、経済学部・佐々木信彰教授の最終講義を開催しました。

  佐々木教授は「中国経済論」を専門とし、国内外でその知見を広めながら2008年に本学に赴任。現代中国の産業経済の現状と問題点を分析するなど、長きにわたって中国経済をさまざまな側面から研究してきました。

  最終講義では、「現代中国経済研究50年を回顧して」をテーマに、毛沢東研究、中国民族問題・南北問題研究、中国産業・企業研究の三つを柱に中国の歴史変遷を解説しました。そのなかで、中華人民共和国が今年ちょうど設立70周年を迎えることに触れた佐々木教授は、「私も中国と同じ年に生まれ70歳になります。同じ年だということに共感を持っています」と、中国に対する特別な思いを話しました。さらに、1980年の上海研修に参加したエピソードも紹介し、自身の中国語の会話力の乏しさを痛感した思い出を振り返りました。

  最後に佐々木教授は、これまで関わってきた先生方や家族に謝辞を伝えると、学生たちには「みなさんには今後も中国に関心を持ち続けてほしい。さらに好奇心を忘れず勤勉に勉強し、夢を信じて叶えてください」とエールを送ると、笑顔で壇上を後にしました。




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