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関西大学博物館で「蓄音機で聴くSPレコード演奏会」を開催しています。

  千里山キャンパスの簡文館にある関西大学博物館で、「蓄音機で聴くSPレコード演奏会」を開催しています。

  18日の第10回演奏会では、伊藤信明学芸員が「たのしい日本のメロディー」をテーマに、自身が選曲した5曲を紹介しました。長唄「元禄花見踊」や「からたちの花」、山本直忠氏の「ピアノと大編成オーケストラのための日本幻想曲」など、日本情緒が感じられる曲からクラシックの雰囲気をもまとった曲まで多彩なプログラム。目を閉じると実際にコンサート会場にいるかのような、臨場感あふれる音色に会場全体が包まれました。

  関西大学博物館は、2006年に上野製薬株式会社から、また2018年に伊吹文明氏から寄贈された約1,700枚のSPレコードを所蔵しています。SPレコードに録音できる時間は両面で10分程度です。蓄音機はイギリス・グラモフォン社の1928年製。ぜんまい式で、音量調節機能はありません。1928年は、たまたま博物館のある簡文館の竣工年にも当たりますので、当時の建物で当時の音を聴くという貴重な体験ができます。

  次回の演奏会は、11月8日(木)13時から開催予定です。
「第10回 蓄音機で聴くSPレコード演奏会」の詳細




  • 蓄音機演奏会
    蓄音機演奏会
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