関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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イノベーション創生センターで「イノベイターズトーク Vol.11」を開催しました。

  千里山キャンパスで24日、「イノベイターズトーク Vol.11」を開催しました。起業家マインドを醸成すべく、イノベーション創生センターが昨年度から実施している本イベント。入学時から働き方の選択の一つに「起業」を視野に入れている学生が増えてきたのか、1年次生の参加も徐々に増えてきました。

  11回目となる今回は、「ニッポンに元気を、世界に笑顔を」をキャッチコピーに訪日関連事業を展開する株式会社フリープラス代表取締役社長の須田健太郎氏を招へいし、「インバウンド事業創業物語~13畳からの始まり~」をテーマに開催しました。

  須田氏は、成人式をターニングポイントに「生きる」ことに真剣に向き合い、「世界に爪あとを残したい」と起業を決意。2007年6月、22歳で株式会社フリープラスを創業しました。創業当初はITアウトソーシングサービスを展開していたものの、2010年にGDPで中国に抜かれたことにショックを受け、「戦後の焼け野原から、経済大国にまで成長させてくれた先輩たちがいることを忘れてはいけない。日本のために何かできることはないかと考えるようになった」と話す須田氏。同年、訪日旅行事業に参入し、2017年には外国人観光客向けの宿泊事業にも着手しました。さらに、大都市だけでなく地方に訪日外国人を呼び込むことが日本全体の活性化につながると考え、2018年には国際チャーター便マネジメント会社に出資し、地方の空港と海外を繋ぎ、地方活性化への実現に向けて動き始めています。

  13畳のオフィスでたった2人から始めた会社を、16カ国230人以上が働く年商43億円以上の企業にまで成長させた須田氏は、「FREEPLUSには応援してくれる人、ファンの人がたくさんいる。そうした人たちのおかげでここまで大きくなった」と話し、「迷わず本気で取り組んでください。嘘いつわりなく全力で取り組む人に、人は惹かれると思います」と学生たちへメッセージを送りました。

  セミナー終了後も、須田氏を囲んで質疑応答は続き、ビジネスから生き方に至るまでを力強く語るその姿に、学生たちは熱い眼差しを向け、少しも聞き逃すまいと真剣に耳を傾けました。
  参加した起業をめざすという学生は、「全てに本気のエネルギーをひしひしと感じました。自分も起業に向けて、本気でコミットしていきたいと思います」と決意を述べました。




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