KANDAI
TOPICS日常の出来事
経済学部・経済学研究科では7日、竹中ナミ客員教授(社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)による講演会「ユニバーサル社会の実現をめざして」を開催しました。
竹中氏は、重症心身障害の長女を授かったことから、独学で障害児医療・福祉・教育を学び、1991年に草の根グループとしてプロップ・ステーションを発足。1998年に社会福祉法人格を取得。現在、ICTを駆使してチャレンジド(障害を持つ人の可能性に着目した新しい米語)の自立と社会参画、就労の促進を支援する活動を行っています。
講演では、竹中氏が考える"ユニバーサル社会"について、「全ての人が自分の持っている能力を発揮し、みんなが支え合って創り上げていく社会」と解説。さらに、「"ユニバーサル社会"を実現するためには、障害によるマイナス部分だけを見るのではなく、可能性を引き出す技術や制度が必要である」と述べました。
また、ICTを駆使して活躍するチャレンジドの仲間を紹介し、「"かわいそう"ではなく、自分と異なる生き方をしている人と共に、どのような社会を創り上げていくのか。全ての人が自らの力を発揮し、支え合い、活躍できるユニバーサル社会を、ぜひ考えてみてください」と学生に向けて熱いメッセージを送りました。
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