イノベーション創生センター主催「イノベイターズトークvol.7」を開催しました。

  千里山キャンパスで16日、イノベーション創生センターが「イノベイターズトークvol.7」を開催しました。

  昨年度から、各方面にて活躍する若手起業家をイノベーターとして講師に招き、“新事業”や“起業”に興味がある学生に向けて実施してきた本企画。第7回目となる今回は、社会実装家・株式会社ATOUN代表取締役社長の藤本弘道氏を迎え、「パワーバリアレス社会への挑戦」をテーマに行いました。

  藤本氏は、1997年に松下電器産業（現パナソニック）に入社し、2003年にパナソニックの社内ベンチャーファンドでアクティブリンク（現ATOUN）を創業。力の差が障壁にならない「パワーバリアレス社会」を実現すべく、重労働の負担を軽くする「パワードウェア（＝着るロボット）」の普及に努めています。

  当日は、株式会社ATOUNの紹介映像を流し、「好きな製品だけを開発するのではなく、お客様に寄り添い課題解決に取り組んできたことが弊社の強みであり、15年続けてこられた秘訣」と、これまでを振り返りました。

  また、「起業するにあたって、“いかにして、ちょっと先の未来を創造できるか”、そして“理論に落とし込んで、実行していくこと”が重要」と述べ、「ギャップのあるものを、“和える”、“混ぜる”という行為によって、新しい価値を生み出していくことができる」と藤本氏ならではの“イノベーションを起こす秘訣”を語りました。

  最後に学生へ向けて、「ぜひ、若いうちに起業を経験してください。チャレンジするだけでもメリットがあります。地に足をつけた学問を学び、スタートアップを経験し、日本で新しい産業を生み出してください」と熱いメッセージを送りました。