新生活のスタートおよび学生同士の交流をサポートするイベント「新入生歓迎の集い」を開催しました。

  千里山キャンパスで4日、新生活のスタートおよび学生同士の交流をサポートするイベント「関西大学 新入生歓迎の集い2018」を開催しました。

  本学ではここ数年、在学生、特に下宿している父母らから、「入学したが、友人ができていないのではないか」といった悩みや心配の声が寄せられていました。そこで、関西大学生協の協力も得ながら、オール関大（大学、教育後援会、校友会）として、友達づくりの場を提供しようと本イベントが実現しました。下宿する新入生のための本格的な歓迎会の開催は、全国的にみてもあまり例がありません。

  会場は約900人の学生らで埋めつくされ、平昌五輪などで好成績を残した体育会アイススケート部の宮原知子さん（文学部3年次生）も駆けつけました。宮原さんは、日本語と流暢な英語で「関大でぜひ興味のあることを見つけてください。私も文武両道でがんばります」とエールを送りました。懇談の時間では、たこ焼きやお好み焼きなどの大阪の食文化を堪能するおもてなし料理をふるまい、また、高増明副学長や本学OGのシンガーソングライター・花房真優さんらによる歓迎ライブも行われ、大いに盛り上がりました。

  集まった学生たちの胸には、出身県などを明示したカード。同じ故郷の学生を見つけては、地元トークに花を咲かせるシーンも多く見られました。高知県出身の野々村廉さん（文学部1年次生）は「この間、父の車で引越してきたばかり。今日の集いのおかげで早速友達ができた。教職をめざしてがんばります」と充実した表情で話しました。