KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで18日、外国語学部・石原敏子教授の最終講義を開催しました。
石原教授は「英米文学」「児童文学」を専門とし、国内外でその知見を広めながら1996年に本学に赴任。日本の古典や現代短歌の英訳にも携わり、本学図書館所蔵のちりめん本(日本のおとぎ話などを外国語で翻訳した書物)を整理し、論文としてまとめるなど、欧米のみならず日本やアジアなど幅広く児童文学に接しました。
最終講義では、「my little abc book」をテーマに、石原教授がこれまでに授業で取り上げた絵本を紹介。AからZまでを頭文字とした26のキーワードに関連するストーリーを一つひとつ振り返りました。物語や絵を通じて、歴史やその背景、またさまざまな気づきと出合える絵本に、石原教授は「学生達はこの本から何を感じ取るだろうかと想像を膨らませながら絵本選びをしていた」と話しました。
「人生はジャーニー(旅)。絵本を通して皆さんに新しい世界へジャーニーさせたいと思っていた」とほほ笑みながら語った石原教授。講義終了後にはゼミ生に囲まれ、退職を惜しまれながら教室を後にしました。
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