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イノベーション創生センター主催「イノベイターズトークvol.5」を開催しました。

  千里山キャンパスで13日、起業支援に取り組むイノベーション創生センターが、「イノベイターズトークvol.5」を開催しました。このイベントは、ビジネスの第一線で活躍中の若手起業家を"イノベイター"として招き、学生と交流するトークイベントです。5回目の今回は、本学社会学部卒業生で株式会社ラブグラフ代表取締役駒下純兵氏と、株式会社グッドパッチ代表取締役土屋尚史氏を迎え、「将来起業したい学生が大学生の間にすべきこと」をテーマに講演と対談を行いました。

  駒下氏は本学在学中にカメラマンとして活動し、3年次に仲間とともにカメラマンの全国出張撮影サービスを行う株式会社ラブグラフを起業。「ジャーナリズムなどにも興味があったが、世界共通で普遍的なものを伝えたい。多くの人が“日々の幸せ”を感じることで世界を変えていけるのではないかと思い、幸せのプロ軍団として周りの幸せな友人カップルの写真を撮り始めたのが始まり」と起業のきっかけを語りました。

  一方土屋氏は、21歳で大病を患ったことから「悔いのない人生を送りたい」と、30歳までの起業を決意。27歳の時にシリコンバレーに渡るチャンスを掴み、その後、UIデザインからサービス設計までを行うグッドパッチ株式会社を立ち上げました。「当時、自身が起業したシリコンバレーのオフィスには、InstagramやTwitterなどの今や誰もが知る企業の創業者が集まっていた。そうした企業のUIデザインが初期段階からすぐれていることに感銘を受け、今後日本でも重要視されてくると考え、UIデザインを強みとしてやっていこうと決めた」と、設立当初のエピソードを話しました。

  後半の対談では、学生時代の話や起業してからの苦労なども披露。社長ならではの苦難に対して、「“自分が一体、どういう世界をつくりたいのか”という熱い思いをモチベーションにして乗り越えてきた」とこれまでを振り返りました。
  また学生に向けて、駒下氏は「何かやりたいことがあるのなら、"お金と時間を言い訳にしない"と決めて行動してほしい」と伝え、土屋氏は「時間のある学生のうちに、ぜひ海外へ行って広い世界を体験してほしい。熱量の高いところに自分を置くことが大切」とメッセージを送りました。さらに両者ともSNSでの人脈からチャンスを掴んできたこともあり、「SNSは起業を考えていなくても、今後の情報収集のためにもしておいたほうがいい」と強調しました。

  最後に今後の展望として、駒下氏は海外へのサービス展開を、土屋氏はスタートアップ支援事業への意欲を語り、イノベイターズトークvol.5は終了しました。


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