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ボクシングWBC世界ライトフライ級新チャンピオン・拳四朗選手の世界王座獲得報告会を開催しました。

20日に行われた、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチにおいて、初挑戦ながら見事王者となった本学卒業生の拳四朗選手(B.M.Bボクシングジム所属)が、26日に千里山キャンパスを訪れ、学生らに王座獲得を報告しました。本学卒業生でボクシング世界王者の誕生は初の快挙です。

拳四朗選手(寺地拳四朗さん)は、人間健康学部の1期生で体育会ボクシング部に所属。4年次に第68回国民体育大会の成年男子ライトフライ級で優勝、卒業年の2014年3月にプロテストに合格し、2016年8月にはOPBF東洋太平洋同級王座を獲得しました。元プロボクサーで日本ミドル級、東洋太平洋ライトヘビー級王者として活躍した父とともに、親子2代にわたる夢を達成させました。

世界王座獲得報告会の前には、池内啓三理事長ならびに芝井敬司学長らを表敬訪問。タイトルマッチ前に交わした「世界を獲って関大に帰ってくる」という約束を有言実行した拳四朗選手は、実際に試合で履いたパンツやチャンピオン認定証・盾を手に、笑顔で勝利を報告しました。

報告会会場には学生ら約350人が集まり、盛大な拍手で拳四朗選手を迎えました。拳四朗選手は、ボクシング部の後輩から贈呈された花束を笑顔で受け取り、ボクシングを始めるきっかけや、学生時代の思い出を懐かしそうに語り、ミット打ちも披露。本学に対する気持ちとして、「試合で着るユニフォームに"関西大学"の名前を入れさせてもらっているので、共に戦っているような気持ち。学生時代には、たくさんの人に支えられた。優勝したことで恩返しができたならうれしい」と感謝の言葉を述べました。

また、自身の性格をマイペースと分析し、挫折してもすぐに立ち直る秘訣を、「物事をポジティブに考えること。試合に勝てるか分からない時でも"絶対に勝つ!"と言い切ることが大事」と学生らに伝授しました。
最後は、「何か一つをがんばっていけば、世界を取れると見せることができた。みなさんも、好きなことに対してブレずに突き進んでほしい」と熱いメッセージを送りました。




  • 拳四朗選手王座獲得報告会

  • 拳四朗選手王座獲得報告会

  • 拳四朗選手王座獲得報告会

  • 拳四朗選手王座獲得報告会

  • 拳四朗選手王座獲得報告会池内啓三理事長への勝利報告

  • 拳四朗選手王座獲得報告会芝井敬司学長への勝利報告