関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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体育会アイススケート部・織田信成新監督の就任記者会見を開催しました。

梅田キャンパス"KANDAI Me RISE"で11日、関大が誇るフィギュアスケーター・織田信成氏の体育会アイススケート部監督就任会見を行いました。

現在、プロスケーターやタレントとして活躍する本学OBの織田信成氏は、日頃から母校愛満載で、これまでにも献身的に本学の広報活動への協力ならびにアイススケート部の学生指導などに努めてこられました。昨年末に本学から監督就任を打診したところ、「自分なんかが監督になってもいいのかと葛藤もあった」と、当時の心境を明かした織田氏ですが、在学時代からつながりの深い芝井敬司学長からの「ぜひ頑張っていただきたい」という言葉に後押しされ、その要請を快諾。4月1日付けで監督に就任し、すでに新生アイススケート部が始動しています。8日には、総合情報学部の新入生歓迎特別行事でフィギュアエキシビションが開催され、織田新監督もプロスケーターとしての華麗なる演技を披露しました。

同部は1948(昭和23)年創部で、これまで佐藤信夫氏・久美子氏夫妻をはじめ、高橋大輔氏、織田信成氏、町田樹氏など複数のオリンピアンを輩出。現在は、2015年世界選手権で銀メダルを獲得した宮原知子さん(文学部2年次生)が所属し、部員らは自前のアイスアリーナという恵まれた練習環境の中で、活発に向上心を持って活動しています。2016年は、フィギュアスケート全日本学生選手権で女子団体優勝、男子団体準優勝を収めるなど、毎年数々の大会で優秀な結果を残しており、織田新監督を迎え、今後も同部のさらなる活躍が期待されます。

記者会見で織田氏は、「自身が世界を舞台に戦ってきた経験を学生にしっかり伝えて、技術的な部分だけでなく、人柄といった部分についても指導していきたい。また関西大学アイススケート部は名門なので、その名に恥じぬよう世界に羽ばたいていく選手を育て、"強い関西大学"を強固にする。「楽しくて笑顔の絶えない、でも強い」、そんなアイススケート部にしたい」と意気込みをみせました。学生への願いとしては、自身のスタイルでもある「失敗しても笑顔。普段から表情を大切にする姿勢」を引き継いでほしいと語り、「選手らにとってはまだ監督としての認識はないと思う。ゆるい監督をめざしたい(笑)」といつもの織田節も披露。それでも最後は「和やかな雰囲気でも強いチームに。まずは全日本学生選手権で男女とも団体優勝をめざして頑張りたい。そして一人でも多くのオリンピック選手を輩出したい」と目標を掲げ、言葉に力を込めました。

芝井学長は、「織田さんは、類まれなる人としての基礎的な素材を持っている人。周りに笑いと喜び、そして楽しい部分を分け与えてもらって、全体としてもしっかりやるときはやる、そういう思いを共有できる部にしてほしい」と期待の言葉を送りました。また、学生代表で出席した同部フィギュア部門主将の小野夏実さん(社会安全学部4年次生)は、「驚きと喜びでいっぱい。現役引退後も、(アイスショーのために)日頃からストイックに技術を磨いている姿を見て尊敬している。世界でも活躍した偉大な先輩が監督になるということで、部員一同ますます熱意をもって精進していきたい。厳しい練習のなかでも、持ち前の明るさで部員を元気つけてくれるのではないか、と楽しみにしている」と喜びを語りました。

宮原さんら他の部員からも続々と喜びの声が届いており、部内は歓迎ムード一色。芝井学長ともガッチリと握手を交わし、伝統あるアイススケート部の新章の幕が開けました。

  • 織田監督就任会見
  • 織田監督就任会見
  • 織田監督就任会見
  • 織田監督就任会見
  • 織田監督就任会見(左から)小野夏実さん、織田信成監督、芝井敬司学長/span>
  • 織田監督就任会見新入生歓迎特別エキシビジョンで華麗に舞う織田監督