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Kan-Daiオープンセミナー(外国語学部セミナー)を開催しました。

千里山キャンパスで28日、高校生を対象に外国語学部セミナー「日本語と戯れる」を開催しました。

大学選び、学部選びは、高校生にとって人生における大きな選択。本セミナーは、高大連携センターが手掛ける公開講座型プログラム「Kan-Daiオープンセミナー」の一つで、大学の講義だけでなく学外施設見学や実習などの体験学習を通して、具体的な進学イメージを持つことができる高校生対象の短期集中型プログラムです。

当日の午前の部では、「外国人の日本語を通して考える日本語」をテーマに、外国語学部の嶋津百代准教授が講義を実施しました。嶋津准教授は、外国人留学生にとって難しい日本語の例として「すみません」の3つの使い分けなどを紹介。「私たちが日常生活の中で何気なく口にしている言葉で、留学生たちは戸惑うことが多い。それを一つずつ分かるように伝えることが必要」と高校生たちに話しました。
午後の部では、「翻訳を通して見直す日本語」をテーマに、山田優准教授が講義を実施。高校生たちは翻訳ツールを使用し、映画「ローマの休日」の日本語字幕の作成に挑戦しました。日本語の字幕翻訳には「1秒4文字」のルールがあるため、翻訳にはさまざまな工夫が必要。参加者は「文字数があるから難しい」「映像と翻訳したセリフがうまくかみ合わない」と、真剣な表情で苦戦しながら取り組みました。

高大連携センターでは、高校生対象の各種セミナー「関大の知にふれる」「関大の研究を体験する」「関大の講義に学ぶ」をはじめ、小・中学生を対象にした実験体験型セミナーを実施するなど、次代の人材育成を図るべく、「大学の知」を社会に還元する取り組みを継続的に行っています。

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