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環境都市工学部・三宅義和教授の最終講義を開催しました。

千里山キャンパスで16日、環境都市工学部・三宅義和教授の最終講義「"化学工学"と関わった半世紀を振り返って」を開催しました。

三宅教授は「反応・分離工学」「高分子構造・物性」「工業物理化学」を専門とし、1977年に京都工芸繊維大学工学部助手として研究活動をスタート。1995年に本学工学部に移籍し、現在に至るまで22年間にわたり本学の教育・研究活動に従事してきました。

教室には、最終講義を聴講しようと多くの学生・卒業生・教職員が出席。三宅教授は、大学時代の恩師である岡崎達也氏からの言葉「守破離(ものごとを習得するまでの段階を示したもの)」になぞらえ、「私の研究もようやく"離"の段階に入った」と、自身の40年にわたる研究活動を振り返りました。

最後には、これまで支援してもらった関係者への謝辞を述べるとともに、学生らには「これからの化学工学をさらに育てていってください」と、エールを送りました。講義終了後、卒業生から贈呈された花束を笑顔で受け取った三宅教授。その周りを学生や卒業生らが囲み、恩師の退官を惜しみました。

  • 三宅教授最終講義
  • 三宅教授最終講義
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