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法学部・竹下賢教授の最終講義を開催しました。

千里山キャンパスで13日、法学部・竹下賢教授の最終講義を開催しました。

竹下教授は「法哲学」を専門とし、1977年に本学法学部に専任講師として着任以降、30年以上にわたって本学の教育・研究活動に従事してきました。「法哲学」のなかでも、法の規範的な効力の根拠を究明する問題について研究を続け、『法秩序の効力根拠』(成文堂、1976年)など、数々の著書を執筆しました。

最終講義の冒頭で、竹下教授は「今日のこの日がやって来るのは分かっていたけれど、実際その日になると実感が湧かない」と話しながら、「法哲学の考察態度と効力根拠論」をテーマに、秋学期のまとめとして講義を行いました。講義の最後には、これまでの研究人生を振り返るとともに、「いま、法思想史にも興味が湧いている。研究の興味は尽きないが、最終講義は以上で終了します」と、教員としての活動に区切りを打ち、これからもつづく未知への研究活動を見据えました。

講義終了後、学生から贈呈された花束を笑顔で受け取った竹下教授。「学生のみなさんは、本学の伝統を踏まえ、学習と研究にこれからも頑張ってください」とエールを送りました。

  • 竹下教授最終講義
  • 竹下教授最終講義
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