KANDAI
TOPICS日常の出来事
梅田キャンパス"KANDAI Me RISE"で11日、商学部がビジネスプラン教育や課題解決型教育の一環として、大学主催の同種イベントしては国内最大規模となる「エシカルファッションコレクション(エシコレ)」を開催しました。 "エシカル(ethical)"とは、「倫理的・道徳的」という意味で、1980年代後半に英国で生まれたコンセプトです。オーガニックやフェアトレード、リサイクルを含む包括的な考え方で、環境や動物、人に考慮したモノづくりを指しています。
本イベントは、「Lee」「パタゴニア」「ピープルツリー」など全13ブランドの協力を得て、ファッションを通じてエシカルの概念を広く認知してもらうことを目的に、26人の商学部生からなる学生実行委員会が企画。ファッションショーでは、各ブランドのファッションアイテムを纏ったモデルたちがランウェイを歩きました。本学日本人学生・留学生やボランティアの親子モデルらもプロのモデルに混じって堂々としたウォーキングを披露し、ただ歩くだけでなく学生が取材した各ブランドのコンセプトやエシカルの取組みなどを同時にスライドで紹介しました。
その後「エシカルを考える場」として開催されたトークショーでは、ファッションブランド界の実務家らがエシカルの意義や可能性、今後の課題や誰もができるエシカルの実践方法などについて意見を交換。「洋服一つにしても、完成に至るまでには豊かなストーリーがある。"背景"の見えるショーはなかなかできないこと。素晴らしい」と今回の取組みに対して賛辞も送られました。
実行委員を務めた学生らは、1割程度にとどまるエシカルの社会的認知度の低さなど、事前の調査結果を示しながら、「エシカルの概念を知ることで意識や行動は変わる。より多くの人に知ってもらいたい」と、エシカルの輪の拡大を願う強い思いを語りました。さらに協力企業によるエシカルアイテムのプレゼント抽選会も行われ、会場を埋めつくした300人を超える観客は、まさに"見て、聞いて、触れて"、エシコレを堪能しました。
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