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第36回「地方の時代」映像祭『グランプリ受賞作品東京上映会』を開催しました。

関西大学東京センターで26日、第36回「地方の時代」映像祭 東京フォーラム「グランプリ受賞作品を語る会」を開催しました。

今年のグランプリ受賞作品は、山陽放送制作『島の命を見つめて~豊島の看護師・うたさん~』。この作品では、超高齢化を迎えた瀬戸内海の豊島を舞台に、「死を願う高齢者たちの命を、医療で支える」というジレンマを抱えながら看護活動を続ける一人の女性看護師の目を通した、「やがて来る超高齢化社会・日本」の姿が描かれています。

上映会では、放送局関係者や市民・学生およそ90人が鑑賞。その後、ゲストとして番組主人公の看護師・小澤詠子氏ならびに番組ディレクターの武田博志氏、さらには医療問題に詳しい産経新聞論説委員の佐藤好美氏を招いて、参加者との「語る会」を開催しました。質疑応答では、「死というものが現実として迫ってくるなか、後期高齢者の方々へどうカメラを向けていったのか」「島内唯一の診療所がなくなった場合、その後のコミュニティはどうなるのか?」など、当事者にしかわからないようなリアルで踏み込んだ質問が飛び交い、会場が一体となって「地域医療の崩壊の現実」について真剣に考える、色濃い時間となりました。

  • 地方の時代東京上映会
  • 地方の時代東京上映会
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