社会人学び直しプログラム（全24回）を実施しています。

千里山キャンパスおよび東京センター（映像中継）では、社会人を対象にした「海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」を、6月21日（土）から7月16日（土）の期間において開催しています（毎週土曜日開講）。本プログラムは、平成26年度文部科学省「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に採択されたもので、その取り組みも3年目を迎えました。

18日の講義テーマは「日本的経営思想」。11日に引き続き、一橋大学大学院商学研究科教授の田中一弘氏が、今回のテーマにおける核の1つである「良心による経営」について解説。3つの良心「与える良心」「応える良心」「求める良心」を提示し、受講者はそれらに伴う3つの哀歓「利他の哀歓」「実践の哀歓」「創造の哀歓」について知識を修得しました。
その後グループに分かれ、これまで受講者が仕事を通じて経験してきた「歓び」と「哀しみ」を共有し、各グループの代表者がその発表を行いました。本取り組みでは、「言語活用力」（組織の中で蓄積されている暗黙知を、形式知を用いて明示的に言語化する能力）をディスカッションやグループワークを通じて培い、「問題解決力」の向上を図ります。

次回6月25日（土）は、「海外子会社の経営者として必要な能力」と「海外事業体（子会社）におけるコンプライアンス体制」について学びます。

海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」の詳細