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赤星憲広氏との対談「走った数をみんなの笑顔に~赤星流☆彡ボランティアのススメ」を開催しました。

千里山キャンパスで20日、創立130周年記念事業の一環で本学ボランティアセンターが主催するイベント、元阪神タイガース・赤星憲広氏と人間健康学部・山縣文治教授による対談「走った数をみんなの笑顔に~赤星流☆彡ボランティアのススメ」を開催しました。

対談は冒頭から早速、山縣教授が阪神タイガースの話題を振り、赤星氏の気さくで軽快なトークに一瞬で会場は和やかな空気に包まれました。
現役時代から、成功した盗塁の数だけ病院や施設に車椅子を贈る活動に取り組んできた赤星氏。活動を始めるきっかけとなった一人の女性ファンとのエピソードなどを紹介しながら、10年以上にわたるこれまでの活動を振り返りました。
活動を始めた頃は、周囲からの「偽善だ」という批判の声に苦悩した経験を明かしながら、それでも自分の行動に感謝してくれる人たちの姿を見て、「言いたい人には言わせておけばいい。決して恥ずかしいことをしているわけではないのだから」と、次第にネガティブな声が気にならなくなったと赤星氏は語りました。

また自分の活動をきっかけに、他の選手ならびに野球界全体に同様の活動が広がっていったことなどを例に挙げ、「ここまで輪が広がると思っていなかった。想像以上に心の内に同じ思いを抱いている仲間が大勢いて、そうした人との繋がりを生むことができたことを嬉しく思う」と話し、「引退後に自ら基金を設立して車椅子寄贈を継続している背景には、誰かにきっかけを与えられる人間になりたいという思いがあるから」と続けました。

最後に赤星氏は、「"一歩を踏み出す勇気を持つ"って、言葉にするのは簡単だけどすごく難しいこと。そのために必要なのが"準備"。ボランティアをはじめ何事においても、準備という過程に時間と頭を最大限に使うことを忘れずに取り組んで欲しい」とメッセージを送りました。




  • 赤星氏対談

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