関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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関大生がコクヨと共同開発した「キャンパスノート」が販売されます。

コクヨ株式会社のベストセラー商品「キャンパスノート」に関大生考案アイデアが採用され、新商品「日本語学習ノート」が開発されました。このノートは日本語学習者が急増しているベトナム国内にて、5月10日(火)より販売が開始されます。

共同開発のきっかけは、本学キャリアセンターが主催するイベント「グローバル企業体感プログラムinベトナム」。
本プログラムは、海外でグローバルに活躍する日系企業の視察、現地のビジネスパーソンや学生との交流、課題解決型学習などで構成された9日間にわたる実習で、世界を舞台に活躍するために必要な力やコミュニケーション能力を醸成することを目的に、学内外関係者の協力を得て2014年度から実施しています(中国・上海でも同様のプログラムを2013年度から実施)。

今回のノートを考案したのは、昨年度9月のベトナムでのプログラムに参加した鳴海彩乃さん(経済学部4年次生)、小出裕一郎さん(法学部4年次生)、渡辺智也さん(社会学部4年次生)の学生チーム。鳴海さんらは、現地での調査結果から「漢字は読めても書けない」という学生が多い点に着目し、"漢字を何度も練習し、書いて覚えられる"デザインを発案。練習しやすい罫線を取り入れるなどの工夫を凝らし、ベトナム国内において従来はなかった新しいタイプのノートに仕上げました。鳴海さんは、「一人ひとりの"困り事"を見つけようと心掛けたことがノートの商品化につながった。日本に行きたい、日本で働きたいと思っている人たちに使ってもらい、漢字でいっぱいに埋まったこのノートが"思い出のノート"になってほしい」と、渡辺さんは「ベトナム人学生が最も苦手とする漢字の学習に特化したこのノートが、日本語への苦手意識の払拭につながれば」と、それぞれの思いを語っています。

なお、同プログラムは今年度も実施予定で、次は開発された「日本語学習ノート」をどのようにベトナム国内で普及させていくのか、そのマーケティング戦略の立案・実践などを通じてビジネスの面白さや厳しさを学びます。中国・上海での実習内容も含めたプログラムの詳細は、5月10日(火)と12日(木)に実施するガイダンス(※いずれも12:10~13:00。第2学舎C507教室)にて説明しますので、学生のみなさんはグローバル人材になるための一歩として、まずは会場にお越しください。


「グローバル企業体感プログラムinベトナム」の詳細
「グローバル企業体感プログラムin上海」の詳細




  • コクヨノート開発
    左:渡辺智也さん  右:鳴海彩乃さん

  • コクヨノート開発

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