セーリング・高野芹奈さんのリオ五輪出場激励会を開催しました。

関西大学第一高等学校で19日、今夏開催のリオデジャネイロオリンピックに、セーリング（ヨット）競技・49erFX級での出場が決まった同校3年生の高野芹奈（たかの・せな）さんの激励会を開催しました。

高野さんは、先般3月12日にUAE・アブダビで開催されたアジア選手権で優勝を決め、わずか3年余りの競技歴ながら見事オリンピック出場の切符を手にしました。他の選手よりも経験不足な点は質の高い練習でカバー。「熱心に付き合ってくれるコーチをはじめ、宮川恵子選手という経験豊富でリードしてくれる良きパートナーにも巡りあい、充実した練習環境を作ることができている」と高野さんは話します。

過去に本学が輩出したオリンピックメダリストは3人のみ。高野さんは自身の過去の実績や大会レベルを客観的に分析し、「メダル獲得」ではなく「15位をめざす」と、控えめながらしっかりと現実を見据えた目標を掲げました。
友人からの誘いをきっかけに「運命」を感じて始めたセーリング。競技に対して「自信も根拠もないけれど、勢いだけはある」と笑顔で語る高野さんは、その勢いのまま在校生800人からの力強いエールを追い風に、地球の裏側まで突き進みます。