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社会安全学部が第6回東京シンポジウムを開催しました。

関西大学東京センターで11日、社会安全学部が第6回東京シンポジウムを開催しました。

今回のテーマは、「企業・組織の"強靭化"をどう進めるか~減災社会の未来構想~」。まず、同学部・河田惠昭教授が「大都市圏の死角はどこか?企業が今なすべきことは?」をテーマに講演しました。河田教授は、具体的な社会インフラの中断を例示し、それぞれの被害想定を検証。また、超巨大複合災害の発生の危険性を示しながら、首都直下地震や南海トラフ地震など、脅威となっている国難について解説しました。

続いて4人の専門家による事例講演を実施。同学部・高橋智幸教授が、東日本大震災での津波被害を踏まえた今後の企業防災のあり方を示せば、続く吉田浩一氏(株式会社ローソン コンプライアンス・リスク統括室兼情報セキュリティ統括室室長)は、自社の災害対策やBCPガイドラインの構成について具体的に解説。さらに村上正浩准教授(工学院大学建築学部)と大庭敏夫氏(三菱地所株式会社 ビル運営事業部主幹兼ビル安全管理室副室長)が、それぞれ新宿駅周辺地域のエリア防災の取組みと、災害時の医療救護体制の強化をテーマに講演しました。

その後のパネルディスカッションでは、参加者からの質問も積極的に受け付け、より具体的な対応策について検討。また、休憩時間を利用して同学部学生によるポスターセッションも行い、代表学生16人が日頃の研究成果を披露しました。




  • 東京シンポジウム

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