故・滝井繁男特別顧問教授の最高裁判所判事法服を展示しています。

千里山キャンパス以文館1階で、今年2月28日に急逝された滝井繁男特別顧問教授の最高裁判所判事法服とご遺稿を、ご令室の滝井朋子氏より寄贈いただき展示しています。

滝井特別顧問教授は弁護士から最高裁判事に就任し、数々の裁判に関わり第一線で活躍。最高裁判事を退官後は、弁護士として再活動する傍ら、2007年度から関西大学法科大学院特別顧問として法曹を志す学生を指導しました。

ご遺稿は、平成27年度法科大学院入学式の講演で話される予定だった原稿で、学生の将来に対して大いに期待し激励する内容が盛り込まれており、司法制度改革のあるべき方向性についても示されていました。

このご遺稿および最高裁判所判事法服は、法曹を志す学生に対して高い教育的価値があるものと判断し、この度の展示にいたりました。