「淀川今昔明日ものがたりⅢ―平家物語絵巻から大坂画壇まで―」を開催しました。

大阪市北区グランフロント大阪で5月29日から6月1日までの4日間、「淀川今昔明日ものがたりⅢ―平家物語絵巻から大坂画壇まで―」を開催しました。

このイベントは、浪花大阪の文化資産の発掘と展示を行う、地域の活性化に貢献することを目的とした学内連携プロジェクト「関西大学VOLCANOプロジェクト」と、ナレッジキャピタル「ビジュアリゼーション・ラボラトリー大阪（VisLab OSAKA）」が、林原美術館、関西大学なにわ大阪研究センターPPEと共催で開催したものです。

関西大学なにわ大阪研究センターPPEは、源義経が淀川から瀬戸内海へと飛び出し、壇ノ浦の戦いに挑む様子が描かれた33メートルにもおよぶ『平家物語絵巻第11巻上および中』の超高精細デジタル化に成功し、同イベントで公開。来場者は、『平家物語絵巻』の画質を損なうことなく自在に拡大・縮小ができる最新技術を体感しました。
また、5月30日・31日には林原美術館学芸課長の浅利尚民氏と、社会学部の与謝野有紀教授による特別講演会を実施。

そのほか、大坂画壇を代表する大岡春卜、岡田半江、岡田米山人、木村蒹葭堂、藤井藍田の作品も超高精細デジタル化画像で紹介されました。