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「アジア諸国から見た日本 アジア諸国領事館連続講演会」の第3回を開催しました。

千里山キャンパスで16日、関西大学・日本経済新聞社連携講座「アジア諸国から見た日本 アジア諸国領事館連続講演会」を開催しました。

この講演会は、今年度から開設した国際化教育プログラムの科目開設記念として行うもので、学生を対象にした全6回の連続講座です。「グローバル化する世界における日本の役割を考える」をテーマに、アジア諸国の領事館幹部を講師に迎え、講演とディスカッションを行います。

第3回の講演会は、第1部で石澤将門氏(日本経済新聞社編集局NAR編集部次長)が、アジアで広がりつつある企業によるインフラ事業、フィリピンにおける人材の活用などについて、日本経済新聞の記事を用い詳しく解説しました。
第2部では、ジェローム・ジョン・O.カストロ氏(フィリピン共和国大阪神戸総領事館領事)を迎え、日本とフィリピンの関係や歴史、経済について講演が行われました。

カストロ氏は、GDPの数値を挙げ、フィリピンは現在急成長を遂げている国であると提言。勤勉で明るい国民性を持つフィリピン人が、多くのグローバル企業で活躍するようになり、フィリピンの今後の包括的な成長を期待できるとする一方で、完全でないインフラが成長を阻む一因であることも主張しました。
また、日本とフィリピンは、戦略的パートナーとしても非常に強固な関係であることを踏まえ、カストロ氏は「経済だけではなく、政治や安全保障、観光分野において2国間のより深い相互理解が必要。アジアで最も友好国である日本と、実りの多い関係を築いていけることを望みます」と述べました。

第4回は、23日(木)にチャン・ドゥック・ビン氏(ベトナム社会主義共和国大阪総領事館総領事)による講演会が行われます。




  • アジア諸国から見た日本 アジア諸国領事館連続講演会

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