KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで9日、関西大学・日本経済新聞社連携講座「アジア諸国から見た日本 アジア諸国領事館連続講演会」を開催しました。
この講演会は、今年度から開設した国際化教育プログラムの科目開設記念として行うもので、学生を対象にした全6回の連続講座です。「グローバル化する世界における日本の役割を考える」をテーマに、アジア諸国の領事館幹部を講師に迎え、講演とディスカッションを行います。
第2回の講演会は、第1部で宮内禎一氏(日本経済新聞社大阪本社編集局経済部編集委員)が、タイの自動車産業の発展、日本料理店の進出と定着、交通整備の加速などタイ経済の情勢について、日本経済新聞の記事を用い詳しく解説しました。
第2部では、ウィチット・チットウィマーン氏(タイ王国大阪総領事館総領事)を迎え、日本とタイの関係性や今後の発展について講演が行われました。
チットウィマーン氏は、日本とタイの友好的関係が築かれた背景として、琉球王国とスコータイ王朝で600年前から貿易の交流が行われたこと、皇室と王室の交流があったことなどを挙げました。
このような歴史的な交流は、貿易をはじめとした両国の経済発展だけではなく、社会・文化的分野での関係構築にもつながったと解説。東日本大震災やタイで起きた大洪水災害の際は、両国間での支援が行われました。
チットウィマーン氏は、「タイ内の交通システムなどを整備することで、日本とタイをはじめ、東南アジア全体の大きな経済発展につながるだろう」と伝えました。
第3回は、16日(木)にジェローム・ジョン・O.カストロ氏(フィリピン共和国大阪神戸総領事館領事)による講演会が行われます。
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