夏季企画展「角倉素庵と俵屋宗達」を開催しています。

関西大学博物館特別展示室で15日から、博物館開設20周年を記念して、夏季企画展「角倉素庵と俵屋宗達―江戸初期の能書家と絵師、知られざる二人の偉業―」を開催しています。
角倉素庵は父・了以とともに江戸初期、朱印貿易や高瀬川の開削事業などを行った京都の豪商であり、能書家としても有名な人物です。また俵屋宗達は近世やまと絵や水墨画に新境地を拓いた京の絵師として知られています。
今回の企画展では、「素庵書状（宗舟・平次宛）」や宗達筆「伊勢物語図色紙（第五十二段・かざり粽）」など、近年発見された素庵と宗達の親交を物語る新史料をはじめ、素庵の美しい書跡や宗達最晩年の代表作など、初公開の作品も数多く展示しています。

この企画展は7月19日（土）まで開催中で、7月5日（土）、11日（金）、12日（土）には、夏季企画展「角倉素庵と俵屋宗達」に関連したワークショップや列品解説、講演会を開催します。詳細は以下URLをご覧ください。多数のご参加をお待ちしています。