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春季人権啓発行事 「終戦８０年 われら元日本兵に遭遇す！～映画「蟻の兵隊」が描く戦争のリアル～ 」
関西大学では、以下のとおり講演会を開催します。
参加費、事前申し込みは不要です。多数の参加をお待ちしております。
| 日時 | 5月23日（金）10：40～12：10 |
|---|---|
| 場所 | 千里山キャンパス 第3学舎 D302教室 |
| 講演テーマ | 終戦８０年 われら元日本兵に遭遇す！～映画「蟻の兵隊」が描く戦争のリアル～ |
| 概要 | 第２次世界大戦後も中国に残留させられ中国の内戦を戦った日本軍部隊があった。残留将兵2600人。戦後の戦死者 550人。ポツダム宣言に背くこの暴挙を戦後日本政府は兵士たちが勝手に志願して戦争を続けたものとみなし黙殺する。我々はなぜ残留させられ、理不尽な戦争を続けさせられたのか？映画「蟻の兵隊」は元残留兵のひとり奥村和一（わいち）の真相究明にかける執念を描き、2006年夏に公開されるや録的なロングヒットを達成した。最大の特徴は戦争を被害と加害の両面から描いたこと。かつての戦場を訪ねる旅で、奥村は初年兵教育の名の下に命じられた殺人訓練の現場をも再訪する。そこで奥村に生じた異変とは...講演では監督の池谷薫が印象的なシーンの映像クリップを見せながら、この映画がどのように作られているか徹底解説する。戦争は最大の人権侵害。終戦 80年の今年、その戦争とは何か、戦争がいかに人間の理性を剥奪するのか、ひとりでも多くの人と一緒に考えたい。奥村和一は 2011 年に 86 歳で亡くなった。だがスクリーンのなかに生きている。なお「蟻の兵隊」本編はオンデマンドで講演の前後 2 週間程度、観られるようにする。 |
| 講師 | 池谷 薫 氏 ■ 甲南女子大学 映画監督・甲南女子大学教授 |
| 参加対象 | どなたでも可 |
| 受講料 | - |
| 定員 | - |
| 事前申込 | 不要 |
| 問い合わせ先 | 学長課 06-6368-1121（大代表） |
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