キャンパスライフ 現役学生Interview

社会課題、環境問題の根本を見極め、
具体的なアプローチをしていきたい。

社会システムデザイン専攻 4年次生(所属ゼミ:上野ゼミ)井岡 優希さん

将来なりたいものはありますか?

問題や課題の本質を捉え変革できる人になること。それが私の未来像です。幼少期から社会課題や環境問題に興味があり、新聞記事をノートに切り取って考えをまとめるなど、原因や対策を考えることに面白さを感じていました。社会学部に入学してからはゼミやボランティア活動などを通じて、より具体的にアクションができるようになったと感じています。次のステージとなる就職先は、国内だけでなく世界各国を拠点として素材から製品まで製造しているメーカー。実社会の中で、物事の根本原因や潜在ニーズを掴み、具体的なアプローチができるようがんばります。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

ボランティア活動など様々な取り組みをしてきたのですが、ゼミの活動で一つ挙げるとしたら、地域連携事業として堺市の地元企業と「線香の新商品開発」に携わらせていただきました。SDGsに寄与するという大きな方向性を持たせた上で「心と環境に優しいお線香」をコンセプトに、どんなターゲットにどんなシーンで使用してほしいか、パッケージや香りまで自分たちで考え企業様にご提案。さらに新商品の原材料に使用する古紙の回収を堺市の小学校にご協力いただく中で、新商品だけでなく社会課題に対する私たちの活動自体を認知してもらうことができました。実社会の中で自分の「やってみたい」をアウトプットし、さらにたくさんの気づきを得られる貴重の体験となりました。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

挑戦する力、実行する力が成長したと思います。自分自身の大学生活を思い返すと、講義、ゼミの活動、ボランティア活動、長期インターン、アルバイト、就職活動など本当に忙しい日々ではあったのですが、そのおかげでたくさんの「挑戦と実行」を経験することができました。また、その「挑戦と実行」の原動力になったのが幼少期から想い描いていた「やりたい事」「叶えたい事」「貢献したい世界」だったと改めて感じます。これから入学される方にもぜひ理想を描き、挑戦・実行を繰り返す中で大学生活でしか得られない経験を積んでほしいです。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

プラスの影響を受けたという意味で印象は変わりました。私が社会学部に入学した頃はまだコロナ禍で色々と制限もあったのですが、その状況の中で自分にできる事をしようと思い、興味のあるテーマ以外の講義もなるべくたくさん受講し、そのおかげで多角的な視点が身についた、知見が広がったと感じています。社会学部はビジネスの観点、または社会福祉の観点など様々な角度から物事を考えることができる学部なので、興味のあるテーマが決まっている方もこれからテーマを探そうと考えている方にも、発見のある学びが待っていると思います。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。