
大学院・社会学研究科 Graduate course メディア専攻 教員紹介
- 研究分野
広報・広告と経営戦略・組織との交点。
- 研究業績
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- 『広報・PR論』(有斐閣,改訂版2022年/共著)
- 『Public Relations in Japan』(Routledge,2018年/共著)
- 『広告コミュニケーション研究ハンドブック』(有斐閣,2015年/共編著)
- 演習・論文指導
研究テーマ 広告研究
現代社会が存立する上で欠かすことのできない広報・広告について、社会学的、メディア論的、あるいは経営学的な観点から研究する。担当者自身は経営学をベースに研究を行っているが、それ以外の理論体系をベースとした研究も歓迎する。
- 研究分野
メディア・テクノロジーがリアルな経験(働き方・観光・食など)に与える影響や新しいあり方について。
- 研究業績
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- 『ワーケーション企画入門』(学芸出版社、2022年)
- 『モバイルメディア時代の働き方』(勁草書房、2019年)
- 演習・論文指導
研究テーマ インターネット・コミュニケーション研究
web社会において働き方、学習、観光などの領域で新たに起こりつつある経験、場所・空間について研究する。メディア論だけではなく、都市論、デザイン論、学習論、観光論など関連のある領域を架橋しながら研究を進める。またフィールドワークや、自らワークショップなどをデザイン、実践することにも関心のある学生を歓迎する。
- 研究分野
クリエーティブ、ポリシー(著作権など)、ビジネスモデル、テクノロジーという4つの視点によるメディア産業(特に音楽とラジオ)研究。
- 研究業績
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- 『メディアプラットフォーム構築モデルによる通信・放送の融合』、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士論文、2018年
- 『少女時代と日本の音楽生態系』、日本経済新聞出版社、2012年
- 『デジタルコンテンツ革命』、日本経済新聞社、1997年
- 『インターネット世界への扉』、マガジンハウス、1996年
- 演習・論文指導
研究テーマ メディア産業研究
音楽とメディアプラットフォームについて、クリエーティブ、法律・政策、ビジネスモデル、テクノロジーといった4つの視点から研究を行う。担当者は地上波ラジオのプラッットフォームradikoを考案、実用化したが、今後はIoT、5Gといった新しいメディア環境における音楽とラジオを起点とした新しいエコシステムの形成をめざしている。クリエーティブマインドを持ち、実践的アプローチによる研究に関心のある学生を歓迎する。
- 研究分野
メディア理論の系譜学。ロボット、AIのメディア・リテラシー。市民参加型メディアのデザインと実践。
- 研究業績
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- 『メディア教育宣言:デジタル社会をどう生きるか』(監訳:世界思想社 2023年)
- 『メディアの生成:アメリカ・ラジオの動態史』(筑摩書房 2023年/原著 1993年)
- 『新版 メディア論』(共著:放送大学教育振興会 2022年)
- 演習・論文指導
研究テーマ メディア技術研究
本演習でいうメディア論とは、コミュニケーションを媒介するメディアに照準し、その存在がどのように人間や社会を規定しているかを明らかにすること、さらにそのあり方をデザインしなおすことでいかに世界を変えていくかを想像し、創造していく研究を意味する。メディアという器に乗るテキストやイメージ、コンテンツの分析、およびその利用行動の研究はしていない。技術やシステム、プラットフォームの社会文化的あるいは政治経済的研究に関心がある人、メディア企業などで実務を経験し、現場を愛してはいるがこのままではダメだという思いに駆られた「批判的実践者」を歓迎する。
- 研究分野
ミュージアムを「空間メディア」として考える研究をメインとしつつ、近代社会における文化装置・表象装置の有り様に関心を寄せる。
- 研究業績
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- 『岩波講座 社会学 (⽂化・メディア) 』(共著 岩波書店 2023年)
- 『多様性との対話』(共著、青弓社、2021年)
- 『思想としてのミュージアム――ものと空間のメディア論』(人文書院、2014年)
- 演習・論文指導
研究テーマ メディア表象研究
ミュージアム、観光地、都市空間、建築など、具体的な空間メディアを対象とする研究を歓迎する。研究方法としては、文献調査はもちろんのこと、フィールドワークや実践研究を組み合わせて行ってほしい。また、メディア論、カルチュラル・スタディーズ、ミュージアム研究、表象文化論、文化社会学、歴史社会学、観光社会学、ポストコロニアル研究など多岐にわたる先行研究を横断的に読み進めながら自分なりの論を組み立てていける視野の広さと基礎体力を求める。
- 研究分野
マンガや雑誌などのメディアにおける性表現に関するジェンダー研究。
- 研究業績
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- 「中国におけるBL(ボーイズラブ)マンガ:マンガ表現論から読み解く日本マンガ・アニメの国際的流通」瀬地山角編『ジェンダーとセクシュアリティで見る東アジア』勁草書房、2017年
- 『女はポルノを読む:女性の性欲とフェミニズム』青弓社ライブラリー、2010年
- 演習・論文指導
研究テーマ ジェンダー・メディア研究
メディアの「送り手」「受け手」「メッセージ」などの各局面においてジェンダーが担っている社会的機能を、通時的(ジェンダーとメディアの関係の歴史)・共時的(諸外国との比較)に考察する。メディア研究、文化社会学、ファン研究、家族社会学、ジェンダー論、フェミニズム理論、クィア・スタディーズなどを参照しつつ、「メディアとジェンダー」の関係性を多層的に捉えていく。担当者は、マンガを主な研究対象としてきたが、それ以外の関心領域をもつ学生も歓迎する。
- 研究分野
ニュース研究や世論研究を軸にマスメディアの役割や政治コミュニケーションの問題を扱っている。
- 研究業績
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- 「日本の政策過程におけるマスメディアの位置づけ」(『政策形成における価値の生成と変容』関西大学法学研究所 研究叢書 第42冊 2010年)
- 「テレビ・ジャーナリズムの「受け手」像を探る」(小林直毅・毛利嘉孝編『テレビはどうみられてきたのか』せりか書房2003年)
- 演習・論文指導
研究テーマ マス・コミュニケーション理論研究
現代社会におけるマス・メディアの社会的機能について研究をする。より具体的には世論研究やニュース研究を中心にニュースメディアの役割や政治コミュニケーションの問題を検討したい。新聞・雑誌、テレビ・ラジオ、インターネットなど個別のメディアを横断して、広くマス・コミュニケーションの機能や効果・影響に関心のある者も歓迎する。
- 研究分野
中華圏におけるメディア利用と社会・文化の変容、その特徴と課題を中心に研究している。
- 研究業績
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- 『新版 メディア論』(共著 放送大学教育振興会 2022年)
- 『セカンドオフラインの世界』(共著 恒星社厚生閣 2022年)
- 演習・論文指導
研究テーマ 国際メディア研究
デジタル技術の発展とグローバル化の進展が国際間の情報流通にもたらした変化を中心に、メディア論、国際コミュニケーション論、国際関係論などの視点から国際報道、国際ジャーナリズムの可能性や課題などについて検討したい。
- 研究分野
放送(ラジオ・テレビ)の文化や歴史に関する研究。
- 研究業績
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- 『テレビ越しの東京史』(青土社、2019年)
- 『新放送論』(共著)、学文社、2018年
- 演習・論文指導
研究テーマ 放送メディア研究
放送(テレビ・ラジオ)の歴史、文化についての研究を行う。20世紀以降、マスメディアとしての放送が果たしてきた役割は大きい。放送がどのように発展し、人びとの文化を支えてきたのか。インターネット時代を迎えた今、どこへ向かおうとしているのか。番組や産業、制度、視聴者、制作者を含む、放送というメディアを考える。放送の歴史に興味をもち、インターネット時代の映像文化も射程に入れた学生を歓迎する。
- 研究分野
2011年東日本大震災で発生した「被災写真」を中心に、社会調査法と写真論を横断する研究を行っている。
- 研究業績
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- 「『災害アーカイブ』とはなにか」『復興』第21号、2018年、25-35頁
- "From Information Volunteering to Memory Salvaging: Aid Efforts in Response to the "Unexpected,"" Sociology in the Post-Disaster Society, 65-79, 2014
- 演習・論文指導
研究テーマ メディア研究法
深層学習を用いた画像解析を中心とした写真への定量的アプローチと、写真理論や写真史を中心とする定性的アプローチの橋渡しをする研究を行なっています。写真に限らず、非言語的なコミュニケーション手段に関する研究を志す方を歓迎します。