取得できる資格
教員免許
社会学部で取得できる教員免許は、次の表のとおりです。教員免許を取得するには、必要な科目を4年間にわたって目的意識をもって履修することが必要です。
教科 |
免許状の種類 |
社会(社会学専攻、メディア専攻、社会システムデザイン専攻) |
中一種免 |
地理歴史(社会学専攻、社会システムデザイン専攻) |
高一種免 |
公民(全専攻) |
博物館学芸員(全専攻)
博物館資料の収集・整理・保管・展示などに従事する専門的職員である「学芸員」の資格を取得することができます。
司書教諭(全専攻)
学校図書館での図書・視聴覚教材など教育に必要な資料を収集・整理、保存して、児童生徒や教員の利用を支える仕事です。司書教諭になるためには、教員免許と司書教諭の両方の取得に必要な科目を履修しなければなりません。
司書(全専攻)
図書館で必要とされる専門的事務職員で、図書館資料を収集・分類するほか、図書の貸出、読書案内・指導などを行います。公立の図書館だけでなく、企業や調査機関の求人もあります。
社会教育主事(全専攻)
都道府県・市町村の教育委員会におかれる専門職で、図書館・博物館・公民館などの職員や、婦人会・青少年団体などの指導者に、活動や運営に関する指導・助言を行う仕事です。大学卒業後、教育委員会に就職し、現場経験を経て資格が与えられます。
社会調査士(全専攻)
一般社団法人社会調査協会が認定する資格で、社会調査に関する基礎的な知識と技能、倫理観をもつ人材に与えられる資格です。社会学部で所定の単位を修得し、申請することで取得可能です。
社会福祉主事任用資格(全専攻)
地方自治体に設置された福祉事務所のケースワーカー等として任用されるための資格です。厚生労働省指定の3科目の単位修得をすることで取得可能であり、大学が当該科目履修の証明書を発行します。
認定心理士(心理学専攻)
公益社団法人日本心理学会が認定する資格で、心理学に関する基礎的知識を有する者であることを示すものです。心理学専攻の学生が所定の単位を修得し、申請することによって取得可能です。また、認定心理士(心理調査)という資格も取得可能です。
公認心理師(心理学専攻)
心理的支援や相談に関する国家資格です。資格取得には、大学で必要な25科目の単位を修得し、さらに所定の大学院で2年間の専門教育を受けるか、厚労省が認定した施設で2年以上の実務経験を経て、国家試験に合格することが必要です。なお、上記25科目のうち、演習や実習に関わる科目では、履修人数の制限を設けています。