キャンパスライフ 現役学生Interview

社会に、喜びや幸せを
与えられる人になりたい。

社会システムデザイン専攻 4年次生(所属ゼミ:森田ゼミ)木下 蓮さん

将来なりたいものはありますか?

大学生になり講義や進路など考えて選択をしなければならない中で、今まで自分が与えられる側の立場にいたことに気がつき、次は自分が周りに与えられるようになりたいと思うようになりました。特にその思いが強く、より具体的になったのが学園祭実行委員での活動です。来場された方、在学生、また実行委員の仲間たちの喜ぶ姿をみて、社会に出ても同じような経験を積んでいきたいと考えるようになりました。私の次のステージとなる就職先はメーカーです。これから製品を通じて、喜びや幸せを社会に還元できる人になりたいです。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

例年、関西大学学園祭では約10万人もの方にご来場いただくのですが、その学園祭実行委員で活動をしていた時の感動がとても心に残っています。実行委員だけでも大人数で、また他学部との連携も必要。準備は半年〜1年ほどかけて行います。私たち社会学部はファッションショーを開催したのですが、衣装を自分たちで作り、また集客のため関大の正門前でビラを配り、当日はSNSも活用しファッションショーをLIVE配信するなど、一から十まで全て自分たちで作り上げました。努力の甲斐もあって来場者は前年の120%を達成し、フィナーレでは感動の涙が。社会に出てもこの感動や喜びを、多くの方に与えられる人になりたいです。

学園祭の準備に取り組む様子。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

周囲の状況や相手の気持ちを察する洞察力、また自分を客観視する力がついたと思います。学園祭実行委員会では、社会学部だけでなく他学部も含めたくさんの仲間と協力して目標を達成する必要がありますが、その中で主観的な発言・行動をしているだけでは信頼関係を築くことができません。自分自身も客観視し、組織全体にとってベストな選択ができるよう心がけて行動をすることが、仲間達と大きな力を発揮できたことに繋がったのだと考えています。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

社会学部で幅広く学びたいと思い入学しましたが本当にその通りになり、私は実際に心理学、経営学、社会学、メディア学など他にも沢山の学問に触れる事ができました。またその学びの中で自分の興味のある分野も見つけることができたので本当によかったです。まだやりたいこと、学びたいことがはっきり決まっていないという方は、社会学部の学びを通じて探していくのも良い方法だと思います。

社会学部祭実行委員会の仲間。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。