キャンパスライフ 現役学生Interview

仲間と議論を重ね、
答えのない世界に足跡を残したい。

社会学専攻 4年次生(所属ゼミ:永井ゼミ)釜本 哲平さん

将来なりたいものはありますか?

まだ漠然としているのですが、これからも常に考え続けたい、議論し続けたい。さらにその過程や結果を記述し、形として残るものにしたいという想いがあります。何百年も前から多くの人々がいろいろなことを考え、議論し、記述してきました。私も同様に、いろいろなことを考え、議論し、記述していきたいです。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

1年次生で議論サークルを立ち上げ、昨今の社会課題や気になるテーマについて議論をしています。学部や大学も様々なメンバーが集い、現在は約50名で活動中です。私は全体の司会・進行を務めることも多いのですが、心掛けているのはまずは自分自身が本音で語るということ。そうすることで他のメンバーも本音の意見や、違う角度からの意見を出しやすくなると感じています。より面白い議論ができるよう、自分自身の考えもさらに深めていきたいです。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

他者と議論することで、自分一人では気がつかなかった視点や考えを知ることができるということ。また紙に書くことで考えを整理しつつ、それを記述する楽しみ。成長とは少し違うかもしれませんが、この2点は大きな発見でした。今も自分の考えや気になる事象・テーマ・言葉は紙にアウトプットし続けており、「今現在の自分の考え」を形として残すようにしています。10年後、20年後など、いつか自分でアウトプットしたものを見直し、考えを巡らせるのが楽しみです。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

「自分が興味を持っていることについて、自分が望んだ調査方法を用いて研究することができる学部」というイメージは、入学前も今も変わっていません。変わったのは未来のイメージです。これから何十年先も、今と変わらず議論に付き合ってくれる仲間と歩んでいきたい。こうなりたいというより、こういう環境に身を置きたい。社会学部の学びやサークルの活動を通じて、そんな未来を描くようになりました。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。