キャンパスライフ 現役学生Interview

日本と韓国、
どちらからも必要とされる架け橋に。

メディア専攻 4年次生(所属ゼミ:溝口ゼミ)申 東熹さん

将来なりたいものはありますか?

私は韓国出身で、高校生の頃に日本に興味を持ち、外国人留学生として関西大学に入学をしました。高校生の頃はまだ日本に対する憧れという側面が強かったのですが、メディア専攻での学び、様々な活動、たくさんの人との関わりの中で憧れがより具体的な夢に変わっていき、今は日本と韓国の架け橋になることができればと考えています。日本と韓国の双方の文化、歴史を理解できる人として何ができるか、これから形にしていきたいです。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

国際部の学生スタッフGTA(Global Teaching Assistant)として日本人の学生はもちろん、他の国からの留学生などに韓国語や韓国の文化などを伝える活動をしたことがあります。その活動の中で日本人や各国の留学生など友人ができ、私のコミュニティを大きく広げることができました。また別の活動になりますが、東京の中学校に1日講師として伺い、韓国の食事、観光地、文化を紹介させてもらったこともあります。後日、中学生から感想やメッセージをもらい本当に嬉しかったです。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

メディア専攻の学びの中に、まずアウトプットする方法を理論立てて学習し、その後、実習科目で実際にアウトプットするという流れがありますが、その中で傾聴力、チームワーク力、スケジュール管理能力など様々な力を身につけることができました。特にチームでアウトプットをするとなった時は理論だけではなく、個々がそれぞれのポジションで活躍できるようにする必要があります。実際にカリキュラムの中で公共広告や各企業様の具体的な商品、サービスの広告施策やクリエイティブを提案するコンテストに参加し、優秀賞や審査委員特別賞などを受賞することができましたが、それは理論だけでなくチーム力などの賜物だと思っています。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

印象が変わったというより、社会学部の学びを通じて気がついた点ですが、例えば私はメディア専攻でありながら消費心理学やコミュニケーション心理学など他専攻のカリキュラムを組み合わせて勉強することができました。その自由度の高いカリキュラムを活用するために必要なものが主体的にアクションをすることだと思います。時間や仕組みをどう使うかは自分次第。社会学部の学びや仕組みを通じて、自分がどう動くべきか考えるきっかけになったと思っています。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。