大学院ニュース詳細
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「第16回KUワークショップ in 関西大学」を開催しました
2024/10/03
2024年9月8日から9月14日、ルーヴェン大学(ベルギー)とチューリッヒ大学(スイス)からそれぞれ2名の学生を迎え、本学文学研究科・東アジア文化研究科の院生とともに、第16回KUワークショップ in 関西大学を開催しました。
9月10日(火)に第16回KUワークショップ研究発表会が実施され、3大学から計7名の学生が発表しました(発表者および題目は以下に記載)。
会場では、本学文学部乾善彦教授、髙久智広教授をはじめ、約30名の参加者があり、対面開催ならではの活発な議論が展開され、盛況のうちにワークショップを終えることができました。
研究発表会終了後、大学からほど近いレストランで懇親会を行い、3校の交流を深めることができました。
9月11日(水)はフィールドワークとして、乾善彦教授の引率のもと、大阪コリアタウンを中心に、古代から現在までの日本と朝鮮半島との交流を考えることをテーマに、御幸森天神宮・四天王寺・住吉大社を見学しました。
9月13日(金)は、髙久智広教授の引率で神戸を見学しました。旧神戸外国人居留地や江戸時代の港の拠点であった兵庫の施設をめぐり、日本における文化財建築物の保存・活用について紹介しました。
学術意見を交わしながら国際交流ができ、さらに懇親会とフィールドワークを通じて3校の学生が懇意になり、非常に充実している1週間でした、と参加学生が感想を述べました。
〈発表者〉※発表順
小池 真理子(関西大学)
「古墳時代の陪塚の成立背景と被葬者の再検討」(日本語)
Caitlin LEONIE VOSER(チューリッヒ大学)
「日本の城の防御構造における象徴性の歴史的変遷」(英語)
Katelijne VOORBIJ(ルーヴェン大学)
「ベルギー政府の陰の立役者:第一次世界大戦中の駐日ベルギー外交官夫人慈善活動によるプロパガン」(英語)
Nunnita LATHIFAH AZHAR(関西大学)
「菓子銘と文学作品-江戸時代と現代の和菓子-」(日本語)
Nils LANGE(チューリッヒ大学)
「記号(サイン)から感情(アフェクト)へ:土方巽初期作品における殺された動物の役割」(英語)
米田 華慧(関西大学)
「庄野潤三 幻の処女作「雪・ほたる」―島尾との交友を中心に―」(日本語)
Nick CARDENEO(ルーヴェン大学)
「在日コリアンとヘイトスピーチ解消に関する法律」(日本語)