大学院ニュース詳細
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「第14回EUワークショップ in Leuven」を開催しました!
2023/12/04
ベルギー時間2023年11月6日から11月8日、本学文学研究科・東アジア文化研究科5名の院生が文学部平井章一教授と井上主税教授の引率のもと、ベルギー・ルーヴェン大学を訪問しました。
11月6日(月)は、第14回EUワークショップを実施し、関西大学とルーヴェン大学から5名の院生が研究発表しました(発表者および題目は以下に記載)。
会場では、ルーヴェン大学日本学科長Jan Schmidt教授、Adrien Carbonnet教授をはじめ、日本学科の学部生と院生を中心に約60名の参加者があり、対面開催ならではの活発な議論が展開され、盛況のうちにワークショップを終えることができました。
研究発表会終了後、Adrien Carbonnet教授の案内のもと、大学の図書館や関連施設を見学しました。
その後、大学からほど近いレストランで懇親会を行い、両校の交流を深めることができました。
11月7日(火)は、フィールドワークとして、ベルギー北西部のブリュージュを訪問し、ユネスコ世界遺産の歴史地区を見学しました。11月8日(水)もフィールドワークとして、関西大学欧州センターの横畑由希子氏の案内でルーヴェン市庁舎や大ベギン会修道院等を見学しました。
〈発表者〉※ 発表順
内 俊晴(関西大学)
『万葉集』七夕歌における「霧」
"霧" in Waka poems about Tanabata (in Japanese)
Casper VAN MEENSEL (KU Leuven)
近代日本における骨相学
Phrenology in early modern Japan (in English)
Miriam CHOUKRI (KU Leuven)
森鴎外と夏目漱石の作品における乃木希典の殉死:
『興津弥五右衛門の遺書』と『こゝろ』のセッティングの文学論分析
The impact of Nogi Maresuke's suicide on the work of Mori Ōgai and Natsume Sōseki:
A literary analysis of the setting of Okitsu Yagoemon no isho and Kokoro (in English)
Emmanuelle MONTEGNIES (KU Leuven)
大正時代の児童音楽
Taishō period's Children Music (in Japanese)
劉 俊蘭(関西大学)
形容詞「やわらかい」の多義性に関する認知意味論的研究
A Cognitive Approach to the Polysemous Mechanism of 「やわらかい」(soft) (in Japanese)