社会情報学専攻(博士課程前期課程)
社会情報学専攻では、4つの課題研究分野があり、それぞれのもとに各課題研究科目があります。
2023年度に開講される課題研究科目は以下の通りです。
情報社会とメディア
課題研究科目名 |
情報メディアの変容とコミュニケーション |
指導教員 |
岡田 朋之, 谷本 奈穂, 阪口 祐介 |
概要 |
情報メディアの高度化はコミュニケーションや文化のグローバル化をもたらしただけでなく、産業・経済・生活などあらゆる面で大きな変化をうながしている。本プロジェクトでは新たなメディアやコミュニケーション文化の形成の兆しを視野におさめつつ、社会学的観点から以下のような調査・研究を行う。
- 情報メディア産業の新しい展開
- 文化、コミュニケーションあるいは社会的行為の様式の変容
- メディア・イノヴェーションの現代史的考察
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課題研究科目名 |
情報行動に関する心理学的モデルの構築 |
指導教員 |
森尾 博昭, 古谷 嘉一郎, 西田 晃一 |
概要 |
我々は社会のなかで様々な情報に囲まれて生活している。本プロジェクトにおいては、情報と人間の心理との関係性に焦点を当て、人が社会のなかでいかなる情報を求めているのか、そして、人はその情報をいかに理解しているのか、また、人は情報を受けとめたことによってどのような影響を受けるのか、さらには、人は他者といかに情報をやりとりしているのかといった問題をとりあげ心理学的な視点から研究を進めていく。
- 社会的認知に関する心理学的研究
- 社会的影響に関する心理学的研究
- 自己認知に関する心理学的研究
- 対人的コミュニケーションに関する心理学的研究
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産業情報システム
課題研究科目名 |
価値創出と協創ネットワークの形成 |
指導教員 |
施 學昌 |
概要 |
経済のグローバル化の進展に伴い、経済活動では各国間の相互連動・依存の度合いが益々深まっており、また、ICTの進化とその利活用は企業の事業展開のあり方を根本的に変化させている。本プロジェクトにおいては、新しい価値・事業の創出や産業の高度化を実現するために、経営情報システム論、ネットワーク経営の角度から、ゼロサムを招く「競争」から脱却し、企業や国の壁を越えて情報・知識・技術による「協創ネットワーク」の形成とそのメカニズムに焦点を当て調査・研究を展開する。 |
課題研究科目名 |
デジタル社会における価値創造 |
指導教員 |
伊佐田 文彦, 古賀 広志, 齋藤 雅子, 徳山 美津恵, 松本 渉, 羽藤 雅彦, 中尾 悠利子 |
概要 |
今日、デジタル化・グローバル化・エコロジカル化などの環境変化や社会構造の変化に直面する現代企業は、データとデジタル技術を活用した組織変革が求められている。本課題研究では、このような変革を「価値創造活動の再編成」として捉え、それを実現していく上での課題を明らかにしていく。このとき、持続的な企業価値向上に資する経営学のさまざまな研究分野をクロスオーバーさせることで、デジタル社会における価値創造の課題を検討していく。 |
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公共領域における情報
課題研究科目名 |
公共領域におけるデータベース |
指導教員 |
泉 克幸, 伊藤 俊秀, 地主 敏樹, 名取 良太, 大堀 秀一, 太田 勝憲, 中元 康裕, 池田 峻, 福島 力洋, 宋 財泫 |
概要 |
公共的な問題を解決するためには、正確に現状を把握し、適切な方法によって原因を解明することが緊要である。
そこで、本研究課題では、政府統計・社会調査データや、白書・法令等の文書情報を活用し、統計分析・シミュレーション・数理分析・質的分析など多様な分析メソッドにより、実態を解明していくことを第一の目的とする。また、散在したり、汎用性が低かったりするデータを収集・加工し、データベースに格納する方法を検討し、実装することを第二の目的とし、これらの目的に沿いながら、社会的諸課題について考えを深めていく。 |
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