教員紹介
MORIO Hiroaki
専門領域 |
社会心理学
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キーワード |
喫煙などへの社会的態度、自己愛と傷つきやすい自己、インターネットの心理
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学部担当科目 |
導入ゼミ、心理学、インターネットと心理、社会心理学、専門演習、卒業研究
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大学院担当科目 |
情報行動に関する心理学的モデルの構築、M社会的影響論、Dインターネット心理学特殊研究 講義B、Dインターネット心理学特殊研究 演習3
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関連リンク |
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メールアドレス |
hmorio
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テレビのタレント、商品、政策、民族、何らかの行動、などなどありとあらゆる社会的な対象に対して、われわれは究極には好き嫌いへと還元される『態度』を持っています。このような『態度』を軸に、幾つかの方向へと研究を発展させています。まず、個人の社会的態度の構造を研究のテーマとした一連の研究では、パーソナル・コンピュータを用いて、態度をダイナミックに測定する手法を確立しようとしています。また、われわれはひとりで生きているのではありませんから、日々、身の回りの人と接触し、情報をやりとりします。この際、われわれは接触した相手に影響を受けます。このような個人間の接触の積み重ねが、集団や社会全体へとどのような影響を与えるのかを検討するのが、ダイナミック社会的インパクト理論です。仮想のネットワークに人々を配置し、実際に人々がコミュニケーションを行う実験を行い、この理論の発展を試みています。また、この実験から派生して、コンピュータ・ネットワークを介したテキスト・メッセージを、大学教育での協調学習へと結びつけることができないか、といった研究も行っています。