総合情報学部は、情報をキーワードとして文系/理系という枠組みにとらわれず人文・社会・自然科学の3つの分野を横断的に学べるユニークな学部です。政治、経済、文化、科学技術、コミュニケーションなどあらゆる領域の問題を「情報」の視点から探究・解明します。また、理論的知識だけでなく、人間と社会に対する幅広い視野と共に実践的な情報フルエンシー(利活用能力)を身に付ける教育を行っています。
総合情報学部のカリキュラムは多彩な科目群から構成されています。そして、系統的・複合的に学習できるように、3つの系「メディア情報系」「社会情報システム系」「コンピューティング系」を履修指針として提示しています。これら3つの系から、自分の未来ビジョンに合わせて科目を選択し、自分だけのカリキュラムをカスタマイズします。
社会の情報化が進むことで、大量のデータが蓄積されるようになりました。その膨大なデータから有益な情報を紡ぎ出す、それがデータサイエンスです。行政府の政策決定や企業の経営戦略、AI(人工知能)の開発等、新たな時代の創造にデータサイエンティストの活躍が期待されています。総合情報学部では、このデータサイエンス技法を段階的に学ぶデータサイエンス教育プログラムを提供しています。このプログラムでは、データの収集や表現、統計的分析、プログラミングに関連する講義や実習科目を系統的に学習します。そして、所定の単位を修得することで、プログラム修了の認定を受けることができます。
総合情報学部のコンセプトである文理総合の学びを実践するため、幅広く多彩なカリキュラムを展開。また演習を除く全科目が半期で終了するセメスター制を採用し、密度の濃い学びを体感できます。