高度化が進む情報社会に求められる最新技術を考察するとともに、人間と共存・協調できるコンピュータの可能性を追求していきます。プログラミング、アルゴリズム、コンピュータシミュレーション、CG、Web、モバイル技術など、コンピュータとインターネットの技術分野を中心に幅広く学び、理論と活用術を身に付けていきます。
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卒業研究 |
脳に関わる計算機能の観点から基礎内容を概説し、特に、神経細胞の機構、視覚処理機構、記憶と学習、脳情報処理、脳工学、脳と身体性、ブレインマシンインタフェース等について、より詳細に、かつ、系統的に講義する。まず、神経細胞レベルでの生理学的な機構構造を紹介する。次に、視覚機構を例にして記憶と学習の構造について概説し、工学的な脳情報処理の観点からニューラルネットワークや身体知獲得モデルについて学習する。最後に、ロボットに関わるブレインコンピュータインタフェースの最新研究について言及する。
コンピュータグラフィックス(CG)は、コンピュータを用いて画像や映像を生成する技術であり、その応用分野は極めて多岐にわたっている。これまでに、機械や建築分野における設計支援のためのCADシステム、自然科学や医療の分野におけるデータの可視化、産業、ビジネス、教育等の分野におけるプレゼンテーションなどに利用されてきたが、さらに最近では映画やTVの映像、ビデオ、ゲーム等の娯楽の分野にまで適用されている。
本講義では、これらの画像・映像生成に必要な基礎技術のうち、3次元CGの描画原理とアルゴリズムを理解することを目標としている。授業中に演習問題を解く時間を設けて理解が深まるようにする。
本実習では、パソコンを使って、
1.音の基礎として、音の波形・音の信号を理解したのち、音のプログラミングツールを用い、狙った音を生成する技法を身に付ける。
2.また、そういった音を出したり変化させるために、コンピュータのマウスやキーボード以外のサウンドコントローラを作ったり使ったりする。
3.最終的に授業課題の成果をもって「新しい楽器」を提案する。
音を出すインタラクションを自分で設計して作ってみたい人向けの実習です。