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教授　泉　克幸

IZUMI Katsuyuki

専門領域	知的財産法
キーワード	知的財産法、知的財産と企業活動、市場における知的財産の重要性
学部担当科目	情報と倫理、知的財産法（著作権）、知的財産法（産業財産権）、法情報処理実習、専門演習、卒業研究
大学院担当科目	M公共領域におけるデータベース、M知的財産法特論、D知的財産法特殊研究　講義A、D知的財産法特殊研究　講義B
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メールアドレス	izumi

研究内容

動画や音楽、ゲームソフトや写真などは「著作物」と呼ばれ、著作権法によってその保護と利用についての基本ルールが定められています。著作物のように、人間が創り出した成果のことを「知的財産」といい、知的財産に関する様々な法律を総称して「知的財産法」と呼びます。著作権法以外の知的財産法には、技術を「発明」および「考案」として対象とする特許法および実用新案法、工業デザインを「意匠」として対象とする意匠法、ブランドマークを「商標」として対象とする商標法、知的財産に関する不正な競争行為を規制する不正競争防止法などが含まれます。知的財産は「情報」としての一般的な性格を有しており、デジタル社会・ネットワーク社会の進展とともに、多くの領域（産業、教育、政治、医療、労働、エンターテインメント、日常のコミュニケーションなど）で我々に対して強い影響を持つ存在となっています。
今後ますます重要な役割を果たす知的財産法について、「企業間の競争」や「市場の在り方」、「知的財産権が有する独占の問題」といった観点から研究を行っています。

主な研究業績

「周知商標をパロディ的に利用した商標の登録可能性」速報判例解説（法学セミナー増刊）20号277頁（2017年）
「意匠的使用の商標的使用該当性」L＆T71号57頁（2016年）
「知的財産権の行使と米国反トラスト法」野村豊弘先生古稀記念論文集『知的財産権・コンピュータと法』（商事法務、2016年）
「海外における知的財産に関わる競争法違反事件の動向」公正取引784号10頁（2016年）
「電子書籍市場の発展と著作権法」根岸哲先生古稀記念論文集『競争法の理論と課題――独占禁止法・知的財産法の最前線』（有斐閣、2013年）

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