キャンパスライフ 現役学生Interview

独自の視点をもち、
社会に影響を与える映像作品を創りたい。

メディア専攻 3年次生(所属ゼミ:三浦ゼミ)森 勇人さん

将来なりたいものはありますか?

プロデューサーまたはディレクターをめざしています。高校時代、初めは法学部志望でした。ミュージックビデオの制作にも興味はありましたが、趣味にとどめておこうかなと考えていました。しかし、音楽に興味を持つ友人から、さまざまなメディアについて深く学べる専攻が関西大学の社会学部にあることを教えられ、「やはり、これだ」と思って入学。大切なことを社会に伝えていける人になることが目標です。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

入学してすぐに、友人と2人で音楽映像制作のサークルを立ち上げました。社会学部なら同じ関心をもって学んでいる人も多いと考え、まずは学部内で説明会を開催。「よりプロに近い作品をめざしてやっていきます」と宣言して、参加者を募りました。少人数で始めたサークルですが、今は40人規模の団体に成長しています。さまざまな人にきっかけをもらって、プロミュージシャンの方のミュージックビデオや、自治体のドキュメンタリー制作にも携わることができました。このサークルで得た経験と仲間は大切な財産だと思っています。

映像撮影の様子。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

「マスコミ制作実習(音楽映像)」ではプロのダンサーに参加していただき、音楽映像を制作。グループワークの中で、全段階をプロデュースする立場を経験しました。私たちが、映像を通じて伝えたかったのは「人は人と同じ景色を見ることはできない」。人の価値観はそれぞれ異なるというコンセプトを据え、それを伝えようとめざしました。メディア専攻では入学以来、作品制作にあたって最も大事なのは「何を伝えるか」ということだと学んでいます。テーマをしっかり伝え、かつ社会学的なものの見方を作品づくりに生かせたことが、自分にとっての成長だと感じています。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

社会学部にはチャラついた人が多いというイメージが、正直、入学前にはありました。しかし入学してみると、何かを始めた人、活発に動いている人が大勢いることが分かってきました。自分から進んでやらないと何も得ることができないが、逆にやろうと思えばいろいろなことができるのが大学。そこで結果を出すのは行動している人だと思います。

サークル内での説明会の様子。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。