2025.2.14 更新
授業・履修の基礎知識
教育に関する3つの方針
学期(セメスター)
学年度は春学期と秋学期の2学期(セメスター)に分かれ、春学期は4月1日に始まって9月20日に終わり、秋学期は9月21日に始まって3月31日に終わることが規程(学則第10条・第11条、大学院学則第43条、法務研究科学則第23条、会計研究科学則第23条)に定められています。そして、春学期試験は7月下旬に、秋学期試験は1月下旬に実施されます。学期の期間中には、規程(学則第12条、大学院学則第44条、法務研究科学則第24条、会計研究科学則第24条)に定めるとおりの休業日があります。本年度の学年暦(年間行事予定表)はこちらで確認してください。
単位
各授業科目の単位数は、大学設置基準及び学則第14条、大学院学則第14条、法務研究科学則第8条、会計研究科学則第8条において、1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とし、授業方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して定めています。
学生のみなさんには、各年次に配当された授業科目を履修し、以下に記載する授業時間外の学修を含めて、各学部が定める卒業に必要な単位を修得することが求められます。
本学では、1時限の授業時間を90分とし、原則として1学期15週実施します。
なお、制度上、実時間45分を1時間の学修とみなしますので、1時限(90分)の授業は2時間の学修となります。
主な授業科目 |
必要な学修(1単位につき45時間) |
1週当たりに必要な |
|
---|---|---|---|
授業時間の学修 |
授業時間外の学修 |
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1時限( 90分)の授業科目【1単位】 |
2時間×15週=30時間 |
15時間 |
15時間÷15週=1時間 |
1時限( 90分)の授業科目【2単位】 |
2時間×15週=30時間 |
60時間 |
60時間÷15週=4時間 |
2時限(180分)の授業科目【2単位】 |
4時間×15週=60時間 |
30時間 |
30時間÷15週=2時間 |
3時限(270分)の授業科目【2単位】 |
6時間×15週=90時間 |
― |
― |
上表以外にもさまざまな授業科目がありますが、「1単位=45時間の学修」で構成されています。
例えば、上表1行目の1時限【1単位】の外国語科目の場合、1単位の授業科目は45時間の学修を必要としますので、授業時間の学修が30時間(2時間×15週)、授業時間外の学修が15時間となり、毎週1時間の授業時間外の学修(自習)が求められます。
履修登録にあたっては、各授業科目のシラバスを確認したうえで、予習・復習、課題・レポート作成などの授業時間外の学修に励んでください。
卒業(修了)所要単位
卒業(修了)には、所定の学期数の在学と単位の修得が求められます。さらに、博士課程前期課程及び博士課程後期課程では、必要な研究指導を受けたのち、学位論文の審査及び試験に合格する必要があります。各学部・研究科の卒業(修了)所要単位とその内訳は「学部・研究科要項」で確認し、計画的に履修してください。
授業の実施方法
授業は、教員と受講生が教室等に集合して行う「対面授業(面接授業)」、または「遠隔授業(大学設置基準第25条第2項等で規定する授業)」で実施します。
本学では、全授業回を対面で実施する「対面授業」を原則とします。ただし、学部等のカリキュラムポリシーに基づき、一部の科目は「遠隔授業」で実施します。また、「対面授業」に分類される科目において一部の授業回または補講を遠隔授業で実施する場合があります。各授業科目の授業方法についてはシラバスで確認してください。
なお、本学における「遠隔授業」は、以下の3種類です。
オンデマンド配信 |
関大LMSを活用し、各回の講義動画やナレーション付き講義資料の視聴をとおして学び、小テストや課題提出による理解度確認や質疑応答、受講生同士の意見交換等を行う |
リアルタイム配信 |
Web会議システム(Zoom等)を活用し、リアルタイムで配信される講義や双方向での議論をとおして学び、小テストや課題提出による理解度確認や質疑応答、受講生同士の意見交換等を行う |
教室配信 |
教員と受講生が集合する教室と別教室(主に複数キャンパス)に同時配信して行う |
授業の受講・レポート提出など
科目の履修に際しては、単位制の本質からみて単に授業に出席するだけでなく所要の自習時間を活用し、毎週毎時の授業について自主的に学習を進める必要がありますので、計画的に学習が進められるよう心がけて科目を選択してください。特に、教室において行われる学習指導に留意し、指定された参考図書について十分に学習するとともに、試験・レポート等に対する準備を常にしておかなければなりません。
授業において出席状況のきわめて悪い者、あるいは単位修得状況不良の者に対しては指導を行いますが、それ以前に各自が計画的に学習するよう努力しなければなりません。
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授業受講前に、関大LMS等及びインフォメーションシステムを確認するよう習慣づけてください。原則として、担任者からの授業に関する連絡事項(課題や事前準備物等)は関大LMS等を、事情により時間割どおりに授業が行えない場合の休講・補講の連絡等はインフォメーションシステムを通じて周知します。
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各科目の授業形態(対面授業または遠隔授業)はシラバスで確認してください。特に対面と遠隔が混在している科目については、各授業回の授業形態に注意してください。
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授業は必ず出席しなければなりません。科目の性質上、出席回数が基準を満たしていない場合は成績評価の対象とならない科目(外国語科目等)があります。
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やむを得ない理由で授業を欠席した場合は、授業を欠席した日または学外で実施した実習等終了日から10日以内であれば、「欠席届※」の発行を申請(学外実習以外は証明書が必要)することができます。ただし、本学には「公欠」という制度はありませんので、「欠席届」はあくまで授業を欠席したことを届け出るための書類となります。欠席に対する取扱い、配慮の有無についてはすべて授業担任者に委ねられています。発行した欠席届を授業担任者に提出する際は、欠席事由の連絡にとどめず、欠席した授業内容の把握に努めてください。詳細はインフォメーションシステム「欠席届」を参照してください。
専門職大学院は対象外です。
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授業において「レポート」が課される場合があります。レポートの提出期間や提出先等については、担任者の指示に従ってください。なお、提出先として「レポート提出ボックス」が指定された場合、千里山キャンパスは開講学舎の授業支援ステーション、千里山キャンパス以外は各キャンパス事務室に設置された「レポート提出ボックス」に提出してください。事務室が閉室している時には提出できませんので、開室日時に留意し、必ず期間内に提出してください。
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非常変災その他緊急の事態等が発生した場合、休講となることがあります。詳細については、「自然災害発生時の休講等の取扱いについて」を参照してください。
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電話での問い合わせには応じられません。安易に問い合わせをする前に、まず自分で情報を確認するよう心がけてください。