新入生合宿
新⼊⽣指導⾏事の⼀環として、毎年4⽉中旬から下旬にかけて、新⼊⽣合宿を⾏っています。政策創造学部祭典実⾏委員会の学⽣が中⼼となって企画運営し、例年多くの新⼊⽣が参加する学部⾏事です。
2024年度の実施(2024年4⽉)
新入生の仲が深まって良かったです
祭典実行委員会 委員長
政策学科(2022年4月入学)
貞包 陽向 さん
大阪/大阪府立花園高等学校出身
※ 2023年度取材
コロナ禍の制限緩和により、今年度は対面での新入生研修・交流会2023として日帰り研修を実施できました。私たち祭典実行委員会の学生も手探りでの企画・運営でしたが、新入生の楽しそうな笑顔を見て、終了後のアンケート結果でも「参加して良かった」という意見を数多くもらい、改めて良かったと感じました。コロナ禍以前は、何かテーマを決めてそれについて議論することもあったようなので、今後もそういった政策創造学部らしい企画を取り入れて、新入生の仲がより深まればと思います。
※政策創造学部祭典実行委員会とは
関西大学統一学園祭に向けての活動や学部行事の企画や運営を行っている学部公認の団体です。
アカデミックフェア〔研究成果発表会〕
学生が主体となって日頃の研究成果を発表するイベントです。自らの研究テーマを多様な視点で考える、よい機会となっています。
2023年度 優秀作品の一例
発表タイトル:持続可能なコーヒー市場の創造に向けての政策提⾔~三⽅よしのコーヒー市場を⽬指すために~
日本はコーヒー豆を大量に輸入しています。コーヒー豆の大半は海外の小規模農園で生産され、コーヒー豆の取引価格は、コーヒー一杯あたり1〜2%程度に留まります。しかし、地球温暖化により、現在のコーヒー栽培地の維持は困難になることが予測されます。熱帯地域の農園が減少し、コーヒー栽培地の北限が上昇するため、日本国内でのコーヒー豆生産が伸びる可能性は大きいといえます。そこで私たちは、海外からのコーヒー生豆に関税をかけ、国内のコーヒー農家を保護するとともに、そこで得られた税を海外の零細農家の技術・設備⽀援に充当することを提案しました。世界全体のコーヒー⽣産量のベースアップを図り、コーヒー市場を持続可能にすることをめざすものです。
発表タイトル:2035年EV化問題
地球温暖化が進む中、自動車産業は変革期を迎えています。EUが2035年までにエンジン⾞廃⽌を表明する一方で、電気自動車(EV)には課題が多く残されています。EV化のメリットと問題点をそれぞれ取り上げて考察した結果、EV化政策においては、原材料調達から製造・使⽤・メンテナンス・廃棄までのライフサイクル全体でのCO2排出を評価しなければならないと提言しました。EV化の本来の目的は「自動車による環境への負担軽減」ですが、EVは製造過程で大量のCO2を排出します。既に存在するエンジン車のCO2排出削減、EV以外のクリーン燃料なども考慮すると、急速なEV普及は温暖化にとって逆効果であり、多角的に開発することが重要であると提言しました。
ビブリオ・コンテスト〔書評コンテスト〕
〜未来を創造するための100冊〜
本企画は、学部教員がさまざまな分野から選出した100冊の推薦図書から、学部生が自由に一冊を選択し、書評を作成するものです。表彰式では優秀賞の学生を対象に表彰状と副賞が授与されます。
政策提言シンポジウム
2014年度から学生が主体となり企画・運営を担当する「政策提言シンポジウム」を実施しています。
※2023年度は不開催
2018年度 岡本ゼミ実施例
第5回政策提言シンポジウム
発表タイトル:あなたの一票 あなたの一生:学生と考える若者の投票率向上のための方策
若者の投票率を向上させるための政策提言をめぐる、対話型のシンポジウムを実施しました。多くの参加学生からの質問を受け、高いレベルでの意見交換ができたと思います。シンポジウム終了後に「次の選挙には行ってみようと思います」と言ってくれる学生もおり、「一人でも多くの若者に政治に興味を持ってほしい」という思いが届いていると肌で感じることができました。
年間スケジュール
政策創造学部では、年間を通して様々な行事を開催しています。
2023年度実施例
月 | 行事 |
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4月 |
[イベント]2023年度 新入生ガイダンス 学部オリエンテーション |
5月 | − |
6月 | |
7月 | |
8月 | |
9月 | |
10月 | |
11月 | |
12月 | |
1月 | − |
2月 | |
3月 |