第4回政策公務セミナー「吹田市職員による講演会」を開催しました
2024年7月9日(火)の昼休みに、吹田市職員である杉田 季菜璃氏(シティプロモーション推進室)による講演会を開催しました。
講演会では、まず、吹田市役所の組織体系についてお話がありました。同じ市役所の中でも様々な部署があり、その中で杉田氏は、都市魅力部(シティプロモーション推進室)に所属され、吹田市民の市への愛着形成を目的に様々なイベントの企画および情報発信をされています。また、現在は2025大阪・関西万博開催に向けて取り組まれているそうです。
最後に杉田氏から学生へ向けて、大学時代に相手に『自分の言葉で伝える力』を身に付けておくと良いとアドバイスをいただきました。
<学生の感想>
・吹田市の特にシティプロモーション推進室についての貴重なお話や民間と公務員の違いなども知ることでき、良かったです。
・市役所の仕事に興味があったので実際に働いている人にしか分からないお話を聞けてとても参考になりました。
・公務員か民間か、まだどちらか迷っていたのでそれぞれの特徴を知れて良かった。また、学生のうちからしておいた方がいいことを知れて良かった。
<担当教員からのコメント>
講演会では、吹田市が取り組んでいる業務について、とても具体的に説明していただきました。私たちが講義や文献などで学んでいる「まちづくり」や「地域活性化」について、現場でどのような活動をしているのか、そのイメージが豊かに伝わってくるようなお話でした。
「まちづくり」や「地域活性化」というと、どうしても外部から人やお金を呼び込むことが想定されます。しかし、吹田市では市民の愛着を形成し、定着率を向上させるための取り組みを実施しています。まずは目の前の市民を大切にしようとする姿勢がとても魅力的にみえました。
公務員を目指す学生にとっても、一般の就職を目指す学生にとっても、自らのキャリアを考える良い契機となりました。
政策創造学部では、今後も引き続き、「公務員試験合格者との対話会」など、様々なセミナーを開催予定です。学生の皆さん、是非ご参加ください。