社会学部NEWS
2020.05.02
社会学部生の皆さんへ ―春学期遠隔授業実施に伴う社会学部の対応について―
現在、我が国では緊急事態宣言が発出され、その延長が議論されています(5月2日現在)。そのような状況を受け、関西大学では、春学期の間は原則として遠隔授業を継続実施するということが決まりました。社会学部では従来からそのような方針で進めてきましたが、対面授業ができない状況が続き、皆さんに大変な思いをさせていることを心苦しく思っています。
この困難な状況において、社会学部の教員は何とか皆さんの学習環境を整えようと取り組んでいます。授業の工夫はもちろんですが、全学的に開始されたWi-Fiルーターおよびノートパソコンの貸出に加え、社会学部でも独自に情報処理関連科目や実験実習科目などでパソコンの貸し出しを始めています。またみなさんの受講環境を正確に把握するために、関大LMSでアンケートも実施しています。現在、回答期間が延長されていますので、未回答の方はぜひともご回答ください。また今後、社会学部の遠隔授業の形態や教員からの連絡手段を一覧表にまとめてお示しする予定です。他にも様々な課題や問題はありますが、今後みなさんが授業を滞りなく履修できるように改善を進めていきます。受講科目について、わからないことや不安なことがあれば、授業担当教員や教務センターに遠慮なく問い合わせてください。
現在は教員も学生も、環境適応能力が試される時だと思っています。大きな試練の時ですが、今後、これを機会に大学教育の在り方が大きく変化することが予想されます。そのような時代の変化を先取りして経験している前向きにとらえ、ともにこの試練を乗り越えていきましょう。
社会学部長 上野恭裕