社会学部NEWS

2019.07.08

「問い」を立てることの楽しさと大切さ

『問いからはじめる家族社会学』(有斐閣)を他の研究者とともに共同執筆し2015年に発行しました。その後、多くの大学等で教科書・参考書などとして活用していただき、増刷を重ねて今年、第7刷となりました。卒業研究に必要なのはまず自分自身が不思議に思うことについて「問い」を立てることで、その答えを見出していくのが研究です。このテキストは「問い」を立てることの楽しさと大切さを、「近代家族という視点」「結婚」「就業と家族」「妊娠・出産・育児」「親と成人子の関係」「家族と貧困・福祉」「親密性のゆくえ」といった実例をもとに説明しています。

(大和 礼子 教授)